松茸と鱧の土瓶蒸し

緊急事態宣言明けの10月某日、娘の婚約者のご両親と両家顔合わせの儀が執り行なわれた。息子の時はもらう方なのでイロイロ気を使ったが、今回はあげる方なので気がらく。おしゃべりは両方の母親に任せ瓶ビールをグイグイ飲む。ラーメン屋や回転寿し以外で酒を飲むのは超~久しぶり、やっぱりちゃんとしたお店で飲む昼酒は美味しいと感動に浸る。先方のお父さんは俺より5歳ほど年上のようだが、自営でばりばり稼いでいるらしい。無職で地方税非課税世帯の俺からすれば後光が差しておりとても眩しい、ぜんぜん羨ましくはないけど。でも、娘の父親になる方が元気に現役で活躍されてるのはとてもイイこと、コレからもご活躍を祈念しています。

f:id:cd9_fsc:20211018095950j:plain

イロイロな美味しい料理が供されたが印象に残ったのは「松茸と鱧の土瓶蒸し」何故なら人生で初めての料理だから。噂では聞いたことがあったが本当に土瓶に入ってるんですねー。仲居さんからスダチは土瓶の中ではなく杯に絞り味わってくださいと初心者用レクチャーを受ける。まずはスダチなしで味わってみる、松茸の高級な香りとダシの旨みと風味がとてもイイ!スダチを絞ると爽やかな香りと上品な酸味が加わりさらにGood!噂どおりの美味しい奴でした。次に直面するのは中の具を食べるタイミング問題、汁を飲み干してからなのか汁に浸っているのを取り出すべきか?仲居さんをチラ見したが特に言及はなかったので自分のタイミングで勝手に食べる。松茸の噛み心地を楽しみ丁寧に骨切りされた鱧はホロホロと口中でほぐれとても楽しい。

おしまい