ある日マンションの掲示板に管理会社からの掲示がなされた、築30年を超え各戸の専有部分に設置されている分電盤の故障が散見されている。分電盤の耐用年数は13~15年とされており、とっくに寿命を迎えてると。故障すると当然ながら電気が使えなくなり、電気工事店に連絡しても当日対応は非常に難しいとのこと。そうなると最低一晩は電気が使えない状態で過ごすことになり真冬や真夏は大変なことになる。なので各戸の責任において分電盤の交換を検討するようにとの管理会社からの注意喚起であった。なるほどね~、冷蔵庫や洗濯機など家電製品には寿命がありいずれ買い換えるべきものとの認識があったが分電盤は盲点でしたね。さっそくネットで分電盤交換費用の相場を調べたところ50,000円~80,000円らしい。ふ~ん結構なお値段しますね、無職の身にはちょっと厳しい。
12月某日、自治会主催の餅つき大会で豚汁を啜りつつ酒を飲んでたら同じ棟の住人であり、最近飲み友達になったS氏が電気設備関連の会社に勤務しており電気工事士の資格も持っていることが判明。餅を喰いながら相談してみたところ「部品代だけでやりますよ」とのありがたい回答が。でもS氏はまだ現役バリバリであり作業は自身が休みの土日に行うことになる、さらに資格が必要となる専門的な作業を無償で行っていただくのはあまりに申し訳ない。分電盤本体の価格はamazonで50%offの16,000円とのことなので総額20,000円でお願いすることに。そんな訳で12/22(日)に交換作業を行っていただいた、所要時間は40分くらい。20,000円と感謝を込めて「麒麟一番搾り」6缶パックを進呈。本当にありがとうございました、コレで後15年は停電の憂いなく過ごすことができます。心なしか液晶テレビの画面も以前よりクッキリ映るようになりました(気のせい?)。
おしまい