MAFACのにっくきホールにブレーキワイヤーの先端を通す(ピンボケ申し訳ない)。そのままワイヤーを引っ張り、ワイヤーの反対側にあるタイコ部分をホールに密着させる。ワイヤーをブラケット部分に下から通しアウターケーブルに挿入(中央の写真)。ワイヤーを通したアウターケーブルはカッコ良くアーチを作りヘッドチューブのサイドを通過させ、トップチューブ配下に誘導する。
トップチューブ配下にアウターケーブルを固定できるポッチがあるので、切れ込みにブレーキワイヤーを通しアウターケーブルの先端を挿入し固定する。写真に写っている3つの小さい輪っかの役割は不明。外したケーブルに装着されていたので、そのまま再現(左の写真)。ブレーキワイヤーをトップチューブと並行にひっぱり、シートチューブの下付近にあるポッチに通す。通したブレーキケーブルにアウターケーブルを装着しシートステーに誘導する(中央の写真)。シートステーのカンチブレーキの真上にポッチがあるのでアウターケーブルを挿入し固定(右の写真)。写真には無いがブレーキワイヤーの先端にちどりを取り付ける。
ここでカンチアーチワイヤーと呼ばれる長さ20cm位の特殊なワイヤーを準備。これは名称さえ判明すればネットで容易に検索可能だが、カンチアーチワイヤーという名称に辿り着くまでが大変。このブログを読んでいるあなたはラッキーだ。今後はランドナーブームで一般的になるかも。今回は旧ワイヤーを流用。
カンチアーチワイヤーのタイコ部分を左側のカンチブレーキレバーに装着(左の写真)。右側のカンチブレーキレバーにワイヤーの反対側をアーレンキーで固定する(中央の写真)。左右に渡したアーチワイヤーの中央をちどりで引っ掛け持ち上げる。持ち上げるテンションは左右のブレーキシューがホイールと塩梅良い間隔となるよう調整する(右の写真).。これでリアブレーキはほぼ完了。
フロントブレーキも手順は一緒。アウターケーブルでアールを作り、ヘッドチューブ正面にある何らかのパーツにブレーキワイヤーを通しアウターケーブルを挿入し固定する。ブレーキワイヤーにちどりを取り付け、フロント部分のカンチアーチワイヤーを引っ張り上げれば完成。
純白のバーテープにきりっと引き締まったブラックのブレーキブラケットが超~かっこいい。お約束の『FK ORIGINAL』のフロントバッグを装着(これもN氏から譲り受けたもの)。肉抜きのホールがクラシカルな雰囲気を醸し出し、フロントバッグのヤレ具合と絶妙にマッチ。いや~俺のアンコラはいい!
ガンダーラ級の長い旅がようやく終わりました。私のメンテナンススキルはチューブ交換とブレーキシュー交換のみの初心者同然でしたが、ブレーキレバー/ワイヤー交換とバーテープ巻きのスキルが追加され、初心者レベルは脱したかもしれない
最後にあらためてN氏に感謝します。
おしまい