【俺のおやじ飯】わらびのおひたし Part17

4/11(木)~4/12(金)で富士山麓に5年ぶり8回目のわらび採りに逝ってきた。もう~楽しかったですね~、なんかIgA血管に罹り腎臓の数値を気にする生活で気が滅入っていたせいか久々のドンチャン騒ぎで発散できた。一緒に行ったメンバーは35年勤務した会社の友達だが、会社を辞めた後もこうして羽目を外して遊べるのが最高にうれしい。既に来年のわらび採りが楽しみで仕方がない。

わらびと言えばとりあえずおひたし一択、シャキシャキした歯ざわりが次第にヌルヌルに変化し微かな苦みとエグミにカツオ節の旨味が混じり合う。何と言うか媚びてない野生の味覚でZ世代には絶対受けないと思われる。後20年も経ったら「わらびって何?ソレ食べれるの」となってるかもしれない。わらび餅は人気があるので、その原材料としてだけ認知され、おひたしは一部の好事家だけが食べる珍味扱いになってるかも。まぁ偉そうに語ってるけど、俺もわらびは自分で採ったら美味しく食べるがスーパーで春限定で売ってる生のわらびや通年売ってる塩蔵わらびを買う事なんてないけどね。そんな微妙な位置づけのわらびのおひたしだが、これメインで献立を成立させることは無理なので冷蔵庫にあるモノで朝食を作っていく。

一応のメインとしてカリカリに焼いた目玉焼きとポークソーセージを小石原焼の皿に盛付け、副菜のメインとしてのわらびのおひたし。小鹿田焼の豆皿にポテトサラダと納豆カップをそのまま、IKEAの小鉢には腎臓にイイと言われてるメカブの酢の物。

小鹿田焼の茶碗には水溶性食物繊維が豊富で腎臓にイイらしいもち麦ご飯。メスティンに無洗米50gともち麦20gを入れ水150ccで30分吸水させる。中火で沸騰させたら極弱火で8分炊き10分蒸らして炊き上がり。もち麦はプチプチとした食感で悪くないが、穀物臭がちょっと気になる。まぁ腎臓のためなので食べ続ければそのうち慣れるでしょう。

全体はこんな感じ、味噌汁にもわらびを入れカイワレを散らしてみた。インスタントだが鳴子温泉郷こけし工房で購入した漆塗りのマグカップに注げばソレなりに見える。

おしまい