2023正月も4日となり仕事始めの方もいるでしょう、年末年始の休暇だけを楽しみに生きてきたサラリーマン達が死んだ魚のような虚ろなマナコで駅を彷徨う日。大丈夫、いずれ必ず無職になる日が訪れますから、その日を楽しみに生きていってくださいね。僭越ながら無職パイセンからの激励の挨拶とさせていただきます。そんな訳で日常の延長である1月4日の朝飯を何にするか考える。冷蔵庫にはおせちの残滓がまだ残ってるのでソレらを一気にかたずけましょうかね。
炊込みご飯のベースとして絶大なる信頼を置いてるのはいなば食品「とりごぼう」なんですね。鶏の旨みに甘じょっぱい味が飯に合うのは当然としてごぼうの風味がとてもイイ。土臭いようなごぼうの風味があるだけで炊込みご飯はグレードアップ。だけど最近スーパーで売ってるところがない、仕方がないので次善の缶詰として吟味を重ねた結果HOTEI焼鳥缶「とりたま」をチョイス。釜めしに必須のうずらの卵が標準装備ですから。
スノピのアルミパーソナルクッカー(小)に無洗米100gと水200cc入れ30分吸水させる。「とりたま」を投入しよく攪拌し料理酒を適量を加えたらおせちの残滓を無洗米の上に乗せていく。フタをして中火で沸騰させたら極弱火で9分炊き10分蒸らして炊き上がり。
あわびの旨煮、エビの旨煮、鮭の西京焼きに焼鳥とうずらの卵。残滓とはいえかなり豪華なメンバー、焼鳥缶の醤油ダレの芳ばしさと共に潮の香りも漂うような釜めしですねー。角型のメスティンではなく丸いパーソナルクッカーで炊いたのが大正解。
あわびとエビの殻を外し七味唐辛子をたっぷりかけて醤油をチラッと垂らした白菜の浅漬けもスタンバイ完了、いただきます。あわびはとても柔らかく前歯でサクッと噛みちぎれエビはプリプリで旨みがジュワっと溢れ出す。鮭の西京焼きのしっとりした脂と焼鳥の脂のオイリーコラボ、うずらのホクホクした食感もとてもイイ。
おしまい