2020 聖地巡礼@大宮いづみや

2020年1月6日(月)に帰郷していた宮城県の実家から埼玉に戻ってきた。大宮駅到着がAM10:30、駅の改札を出ると仕事始めのサラリーマンが死んだ魚の目をしてフラフラ歩いている。いゃ~わかります、正月休み明けの月曜日なんて絶望しかないですよね。俺も35年間、死んだ魚の目をしてフラフラしてました。だが、しかし今回の俺は希望に満ちたマナコでキリっと前方を見据え、大宮駅東口を出る。目指すは2013年から巡礼しているロンリーウルフの聖地「いづみや」。

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まず「いづみや第二支店」を覗くと結構混んでいる。まったく仕事始めの午前中から何やってんだよと毒づきながら、右隣りの「いづみや本店」を覗く。あ~空いてますね、AM10:45聖地巡礼開始、細長いテーブルに1礼してから着席する。

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まずはいつものルーチンに従いSAPPOROレッドスター大瓶と串カツを所望。レッドスターで喉を湿らせ聖地を観察、ロンリーウルフ7匹が程よい間隔でテーブルに並び、つがいのカップル2匹はイチャイチャしている。スーツを着たロンリーウルフは俺の左隣のオスだけで、ハムエッグと冷奴でレッドスターを飲っている。う~ん、ツマミのチョイスから巡礼慣れした強者と見受けられる。串カツに辛子とウスターソースをたっぷり擦り付け噛り付けば、ジューシーな豚肉の旨みに油のコクとコロモの芳ばしさ、スパイシーなソースと辛子の刺激が口中で一体となり、レッドスターで流し込めばビールの芳醇な香りが鼻から抜けていく。やっぱりビールには串カツだと確信する。

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満を持して聖地の黄金水と呼んでいる「梅割」を所望。待機していた女官(熟女)が一升瓶からトクトクトクと小振りな聖杯にたっぷり注ぎ込んでくれる。表面張力で零れそうな聖杯に顔を近づけ唇で黄金水を受ける。良く冷えた黄金水は焼酎の苦みと梅のギュッとした渋みがベストなバランスで調合されており、おもわず昇天しそうになる。

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黄金水に合わせるツマミは聖地の標準食「モツ煮込み」モツとコンニャクのみのシンプルさだがたっぷりの七味といただけば、思わず唸る美味。コク深くモツのクセも感じられ、おもわず2杯目の黄金水を追加。巡礼代1,590円を支払いAM11:30に巡礼を終了、滞在時間は45分。ロンリーウルフの昼飲みはだらだら長居せず1時間以内で切り上げるのが孤狼の美学。

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おしまい