本店を覗いたところほぼ満席、こいつらは年末の糞忙しい時に昼から酒なんか飲んで何やってんですかね?もっと有意義な時間の使い方ををしろと心で毒づき第二支店を覗く、あぁ良かった7割の入りで座れそうだ。3匹と2匹の群れの間のわずかなスペースに安住の地を確保。座るなり熟女店員さんに「瓶ビール」「もつ煮」「串カツ」を注文。群れないロンリーウルフはメニューなんて見ないのさ。
「串カツ」でビールを飲み干し、いづみやの黄金水「うめ割り」をオーダー。熟女店員さんが一升瓶からトクトクと黄金水をグラスに注ぎ込んでくれる。芳醇な香りのよく冷えた黄金水を口に含み歯茎に染みこませると、ギュッとした渋みと焼酎の苦みが広がり梅の香りが鼻腔から抜けていく。う~ん、やっぱりコレだな。モツとこんにゃくのみのシンプルなもつ煮にバッチリ合う。「うめ割り」3杯を時間をかけて堪能し滞在時間60分、会計1,700円(税込)。
12月31日は姉夫婦も帰郷し、紅白歌合戦を観ながら宮城の年越しに欠かせない「ナメタの煮つけ」で酒を飲む。しっとり脂の乗った身肉とホクホクしたタマゴは酒のつまみとしてあらか食べてしまい、煮汁を白飯にかけてガツガツかき込む。う~ん、埼玉では味わえない極上の汁かけご飯。
紅白は石川さゆりと布袋寅泰の「天城越え」椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」米津玄師の「Lemon」がヨカッタ!特に椎名と宮本のパフォーマンスの最後には白波と富士山の向こうから朝陽が昇る図柄の和傘でフィニッシュ。いゃ~美しい、日本人なら誰でも大好きなデザイン。流石です。
1月1日は姉夫婦手作りのおせち料理で新年を祝う、壱の重は「海老の旨煮」「結び昆布」「伊達巻」「数の子」「田作り」「栗きんとん」特に「伊達巻」は義兄が釣り上げたホウボウのすり身を加えて焼き上げた一品でほんのり甘くコクがあり美味しい。
弐の重は「松かさ焼き」「牛肉のゴボウ巻き」「ブリのつけ焼き」「酢ハス」「ユズ釜」子供のころは苦手だった大根と人参のなますだが、いまは大好き。サッパリとして祝い酒のつまみに欠かせない。
参の重は鶏肉と根菜、蒟蒻にシイタケの煮物。きぬさやのグリーンが美しいですね。
おせちで酒を飲み、「あんこ餅」「クルミ餅」「納豆餅」「雑煮」をいただく。餅はあんまり量は喰えないので、それぞれを1個づつ。お正月の味ですね。
元旦のディナーは義兄が釣り上げ冷凍保存しておいたアマダイの切身をウロコをつけたままソテーした「アマダイのウロコ焼き」ソースは魚のスープを加えた擂ったカブ。ウロコはパリパリと芳ばしく、アマダイの甘い身肉にちょっと酸味のあるカブのソースが美味しいです。
パスタは「黒オリーブとケッパーのトマトソース」粉チーズをたっぷりかけていただくと、ほろ苦く大人の味わいのパスタですね。コレは作り方を聞いておこう。
1月2日はおせちの残りを食べながら箱根駅伝往路を視聴。スタート早々、大東文化大の第一走者が左足を挫き転倒。足を引きずりながら走り出したが、どう見ても20km先の第二走者に襷を繫ぐのは無理だろうと思ったが根性で襷を繫ぎましたね。ネットでは実況アナウンサーが感動を煽っているとか選手生命を優先させ運営側が辞めさせるべきとか賛否両論。以前も同じような場面があったので書いているが、駅伝という競技の性質上、選手本人か監督の判断が全てであり、運営側が辞めさせる判断をすべきではないですね。選手本人と監督が続行を望んだ訳なので、その結果について外野が意見する立場にはないですね。また、実況アナウンサーも「がんばれ」と言うしかないでしょう。感動を煽るなと否定的な連中は何を言って欲しかったのか?実況担当の局アナに「選手生命の危機」とか「辞めさせるべきだ」と選手および監督、運営主体、スポンサーの意向も確認せず全国放送でしゃべろと言うのだろうか?淡々と「顔が歪んでいます」「左右によろけています」とか事実のみ語ったら、それはそれでアナウンサー失格と言われるでしょう。
午後の新幹線で埼玉の自宅に戻る。ほやの干物をしゃぶりながら缶ビールとカップ酒を飲んでいるとアッと言う間に到着しますね。う~ん、もっと飲みたい。
今回の自分へのお土産はこんな感じ。
仙台味噌漬胡瓜
国産胡瓜を豊かなコクの仙台味噌で素材の旨さを生かすように丹念に漬け込んだ逸品です。ぜひ一度ご賞味ください。
ほや酔明
「ほや」はグリコーゲンを含んでいるために、古来より活力の源として愛されてまいりました。水月堂の「ほや酔明」はそのままの風味を生かして作り上げた品でございます。
仙台北辰金華さば水煮
人魚印磯納豆
北海の香り、自然食バツグンのうまさ!一日一食ぜひ昆布食を。
金華サバふりかけ
おしまい