熊ちゃん チャーハン450円

9/15(日)、TKHS会長とNRM氏の3名でサイクリング。AM11:30に集合し水元公園を目指し、江戸川と並行して流れる大場川沿いをゆっくり走る。俺の愛車は1日前にシェイクダウンしたばかりのアメリカンバイクTrek FX Sport4TKHS会長は国産ミニベロの逸品BILLION LIONEL。NRM氏は台湾の巨人GIANT ESCAPE RX3

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PM0:20に水元町中華の名店「熊ちゃん」に入店、店内は満席だがカウンター席が運よく空いていた。「熊ちゃん」はラーメン300円、八宝菜でも600円、一番高いメニューが700円、値段は昭和のままという中華屋。建物も古くて小汚く決して掃除が行き届いているとは言えない店だが、地元客で溢れかえっている。ココで注文すべきは「チャーハン450円」ですね。厨房で鍋を振るオジイチャンの周辺には溶き卵やネギなどの具材が缶詰の空缶に入れられスタンバイしており、一歩も動くことなく一連の調理をこなしていく。溶き卵を脂で焼いたらご飯が投入される訳だが、そのご飯がまだらに茶色いんですよね。初めて視た人はここで確実に不安になる訳で。カッコンカッコンと鍋を振りチャーハンが焼きあがったらお玉でギュッと押しつけ皿に盛ってできあがり。目分量で作るので鍋に0.3人前くらいのチャーハンが残る訳ですよ。するとオジイチャンはおもむろに残ったチャーハンをご飯の容器に戻すんですね。ウナギの老舗のタレと同じで残ったチャーハンが白飯と混じり合い、脂のコクやタマゴの甘みが白飯に蓄積され熟成することで奥深い味が生まれるようだ。チャーハンはパラパラとしっとりのちょうど中間くらいで、具材はタマゴにネギと挽肉のようなチャーシューが極少量。化学調味料の旨みに脂のコクと芳ばしい醤油味だけのシンプルなチャーハンだが、メチャクチャ美味い!お客さんの8割は頼んでますね。

 

ランチを食べたらコンビニで冷たい飲み物を購入し水元公園メタセコイヤの森に向かうが、TKHS会長のリオネルがまさかのパンクに見舞われる。舐めた自転車海苔の我々は修理キットやインフレーターを持っているはずもなく、Googleで調べた近くの自転車屋までは約1.5km。まぁ~とりあえず冷たい飲み物を飲もうと水元公園に自転車を押して行き、木陰で冷たい飲み物をいただく。結局、俺とNRM氏は断腸の思いで会長を置き去りにし江戸川サイクリングロードで地元に帰った訳だが、PM3:40に会長から無事帰還したとのLINEがきた。無事でヨカッタ、また逝きましょうね。

 

おしまい