春の山菜採りツアー2日目(4月20日~21日)

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二十曲峠東屋奪還のため峠に向かう途中にある道の駅「なるさわ」で小休止。TMY氏の寝癖頭越しに富士山を狙う。これが今回のツアーで富士山を見た最後でした。
 
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道の駅「なるさわ」は地もの野菜や草花が売られており、眺めているとなかなか楽しいが我々には重要な任務があるので先を急ぐことに。二十曲峠は急峻な山道を富士山5合目と同等の高度まで登る必要があり、自動車3台を連ねて行くと現地人に察知される可能性があるため前線基地の道の駅「富士吉田」に自動車2台をデポしNSD氏のカムリワゴンに3名が乗車し峠に向かう。
 
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東屋に到着、現地人の反撃に備え恐る恐る近づいたところ、なんと!東屋は無人のまま放置されていた。あまりの信じられない光景に一瞬呆然となるが、この好機を逃す訳にいかないので素早く場所取りの道具を並べる。かつての大日本帝国陸軍第7師団による203高地奪還もかくやと思える戦果に安堵の息をつく我々の眼に飛び込んできたのはこの看板であった。
 
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現地人は行政・警察連合軍により既に制圧されていたのであった。しかしこの連合軍による統治方針はそのまま我々の活動をも封じ込める威力がある。この場所で宴会キャンプを強行し行政・警察連合軍の逆鱗に触れることは得策ではない。すかさず場所取りの道具を撤去しなに食わぬ顔で二十曲峠から退却した。
 
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道の駅「富士吉田」に帰還したところ、IT隊長率いる本隊が既に到着しており名物吉田うどんを食べていた。我々はここのうどんがあんまり旨くないことを知っていたので、別棟のレストランでカレーセットを食べた。お値段1,200円程度と決して安くはないがサラダバー(スモークサーモン付)とスープ飲み放題がついており観光地価格としてはそんなに悪くない。カレーも結構スパイシーで良いんじゃないですか?
 
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昼食後、富士山麓に広がる特殊地域にワラビ採りに侵入。しかし、ふきのとうが咲いていることを発見したIT隊長が即座にワラビはまだ生えていないと判断し、今回のツアーのメインでありアクティビティであった山菜採りは10分で終了。昨日同様BELL河口湖店で食材を購入し二十曲峠奪還に失敗した場合の野営地として押さえてあった精進湖キャンプ場に向かう。
 
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宴会メイン会場を設営している最中にパラパラと雨が降りだしたが、荒天には慣れているので粛々と準備を整えまずは乾杯。この天候なので他のキャンパーは皆無で貸切状態、おもいっきり騒げる。
 
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IT隊長手作りのXperiaタブレットドッキングスピーカー(音量が電気無しで30%アップするスグレモの)や、TMY氏手製の雨傘装着カメラ雲台など各自研究の成果を披露する。
 
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前回の精進湖キャンプでデビューしたIT隊長謹製の焚火台に薪がくべられ暖かい炎が心地よい。
 
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私は湖畔を散策し雨に濡れた枝垂れザクラやツツジを撮りまくる。
 
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それにしても皆さんカメラにはお金をかけてますね。それぞれのカメラやレンズを試写。
 
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ホッケやシシャモを焼き、サケと豚肉たっぷりの味噌仕立ての鍋を食べ眞露のお湯割りと白ワインを飲っていると誰かが「雪だ!」と叫ぶ。
 
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宴会メイン会場を抜け出し外に出てみたら愛車エクストレイルが雪で真っ白!いつの間にか雨は雪に変わっていた。4月後半に雪中キャンプになるとは!
 
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既に還暦を過ぎたWCI氏や今年7月で還暦を迎えるWKG氏が就寝した後、クイズ・ドレミファドンごっこで盛り上がります。IT隊長のタブレットには60年代後半から80年代までの歌謡曲やフォーク、J-POPが多数格納されており、その中からTMY氏が出題するイントロ当てクイズで夜中の2時まで遊ぶ、あまりに健全なオヤジ5名。途中、キャンピングテーブルのロック不具合でIT隊長がテーブルごと2度ひっくり返りタブレットが泥水に浸かってしまったが防水なので問題なし(しかしドッグスピーカーは崩壊してしまった)。
 
翌朝は気温3℃で冷え込んでます。相変わらず土砂降りで立ったままホットサンドとカップラーメンの朝食を摂り撤収を開始。いままでも何回も雨に祟られたが、不思議と最終日の朝は快晴が続いていた。今回は初の土砂降りの最中の撤収となったがTMY氏の的確な指示のもと、問題なくスクリーンタープの撤収完了、WTB氏がゴミ袋に入れて持ち帰ります。私はいつものとおり生ゴミと空き缶・瓶を持ち帰り。
今回のツアーはメインのワラビが獲れず、富士山も見れず雨に祟られた不本意なキャンプとなってしまったが、ドレミファドンごっこが楽しかったので良しとしましょう。
 
次回は6月ごろWKG氏の定年退職記念ツアーと決定。
 
おしまい