春の山菜採りツアー1日目(4月19日~20日)

ポカポカ陽気から一転し、今週末は冬に逆戻りと各TV局のお天気キャスターが伝える最中、IT隊長率いるアウトドア大好き隊の春季恒例であるワラビ採りキャンプが開催された。私と写真大好き班のTMY氏、NSD氏の3名は二十曲峠の東屋を奪還(後述)するという重大な使命を遂行するため富士山麓田貫湖キャンプ場に4月19日(金)から潜伏することに。
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19日(金)夜間から雨の予報であったため、まずは地元のイトーヨーカドー内の100均ショップに立ち寄り上下で200円のレインウエアを購入。ついでにミスタードーナッツでチョコファッションとコーヒーのアメリカンな朝食をテイクアウトしエクストレイル車内で食す。周りのギザギザがサクサクした口当たりで中心部分はしっとり、そこにチョコのホロ苦さがちょうど良い塩梅でこれは美味しい。ドーナッツとか普段はほとんど食べないがこれからは時々食べても良いかもしれない。
首都高を順調にドライブし、中央道の大月経由で河口湖インターに到着。NSD氏とはBELL河口湖店で15:00に待ち合わせ予定だが、いま話題のスポットを見ておきたかったので予定通り1時間早く到着。早速話題のスポットに向かう。
 
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河口湖「六角堂」
 
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本来であれば河口湖の湖面に浮かぶお堂で、当然ボートでないと近づけないが原因不明の水位低下により歩いて渡る事ができてしまう。水位低下が富士山噴火の予兆ではないかとマスコミにも取り上げられ、三宅島の震度5強の地震(4月17日)や富士山5合目付近の林道陥没と相まって不吉な様相を呈する話題のスポットなのだ(2013年4月現在)。平日の午後にも拘らず中高年の方々がたくさんいらっしゃいました。皆さんヨタヨタと六角堂目指して歩いて渡ってます。足元は泥濘んだ土を想定していたが予想に反し乾いた砂地でありクロックスのサンダルで問題無く歩けた。せっかくなのでセルフポートレートも撮っときました。
 
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14:45ごろBELL河口湖店に到着。昼食は店内にある丸亀製麺と決めていたので春限定のゲソ天うどんをいただく。基本的に玉ねぎ主体のかき揚げが好物なのだがゲソ天があるとそっちを選んでしまう。天ぷら油のコクとネギの辛味にゲソの歯ごたえと旨みが加わり期待どおりの旨さ。うどんを食べているとNSD氏が合流。そのまま本日の宴会食材を店内で調達。かなり冷え込む予報なので寄せ鍋の材料と出汁を購入し、本日の潜伏場所である田貫湖キャンプ場に向かう。田貫湖キャンプ場はオートキャンプは禁止されており駐車場からキャンプ道具をリヤカーで運ぶ必要があるが、全面芝生のフリーサイトで湖越しに富士山を望むことができ大変気持ちがよいお気に入りのキャンプ場。到着した駐車場には平日なのに予想外にたくさんの車が駐車されており、ちょっとビックリ!管理人さんに尋ねたところ明日(4月20日)の日ノ出はダイヤモンド富士になるらしく人出が多いらしい。我々はまったくその情報を持ち合わせていなかったので、これはラッキー。明日の明け方天気が良ければダイヤモンド富士が撮れるかもしれない。ところがテントサイトはガラガラに空いてました。ここはキャンプ場なのだが入場が自由なのでベストポイントにカメラの三脚を固定し場所取りだけしていったん帰る人や、隣接するホテルやコテージに泊まる方々が多いらしい。
 
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私のテントサイトはこんな感じ。MSRハバとバイヤーのローデッキチェアにキャプテンスタッグのローアルミテーブル、アクセントにダイネックスのマグカップをさりげなく設置。こんなお洒落なキャンパーさんもいました(右写真)、センスいいですね。
 
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お湯割り用のお湯を常時沸かせるよう、ユニフレームのネイチャーストーブSで炭火熾しにチャレンジしたが焚付の小枝が湿っており敢え無く失敗。仕方がないのでカセットガスコンロと手作り防風を使用し、パーコレーターでお湯を沸かし黒霧島のお湯割りを飲み始めたところにTMY氏が無事合流。
 
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オイルサーディンを温めたものや砂肝のピリ辛風味、豚タンのマリネを肴にお湯割りと日本酒をがんがん飲るが寒い。焼肉と寄せ鍋を堪能した後、明日のダイヤモンド富士を撮り逃さないよう私は早めに就寝。
 
翌朝、渾身の一枚がこれだ!
 
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いや~すっごく綺麗に撮れました、キャンプ場の案内板が。この写真は案内板に掲載されているダイヤモンド富士をアップで撮影しただけですが結構だませます。
 
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実際は曇り空で富士山はず~っと隠れてました。それでも場所取りしてた方々は陽が昇った後もせめて富士山を拝みたいと多勢シャッターチャンスを狙ってました。ちょっとだけ山頂が見えるとオォ~と歓声があがります。富士山って人を惹きつける不思議な魅力がありますね。さすが霊峰富士だ。
 
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各メンバーそれぞれ撮影から帰ってきたところで朝食の準備を開始。まずはコーヒーを淹れ、ヤマザキランチパックをバウルーで焼いた手抜きホットサンドを食べる。昨日の残りのソーセージをとトッピングしたカップラーメンで満腹に。
 
本日(4月20日)はIT隊長率いる本隊と合流予定だが、最初に書いたとおり我々には二十曲峠の東屋を奪還する使命があるので二十曲峠に向かうことに。二十曲峠の東屋とは峠の富士山を望める場所に立派な休憩所が建立されており数年前に、その東屋でキャンプおよび宴会を行ったところ非常に使い勝手が良く我々の富士山キャンプ野営地の第一候補となっているのだが、いつの頃からか現地人が住み着いてしまい東屋が不法占拠されてしまったのだ。現地人は狡猾で5~6名体制を組んでおり交代で常に最低1名が場所取りで張り付いている。我々も斥候を送り込んだり、夜討ち朝駆けを仕掛けるが敵の布陣を崩すことができず敗退を繰り返している。本日は我々3名が斥候となり現地人の隙をついて東屋奪還作戦を決行するのだ。果たして首尾よく奪還できたのか討ち死にしたのか、驚きの結末は次回を刮目して待て!
 
2日目につづく