2016年 富士山麓で山菜採り

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富士山麓での山菜取り。2013年はこちら、2014年はこちら、2015年はこちら

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4月23日(土)AM7:30に自宅を出発、首都高6号線からC2経由で東名高速にIN、港北SAで「本日の朝定食」をいただく。焼き鮭に温泉卵と味付け海苔、肉厚の鮭は脂がのっており思いのほか旨い。AM10:30に待ち合わせ場所の足柄SAに到着。IT隊長を筆頭にTNMY氏、WTNB氏、KDM女史の5名全員集合。

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まずは身を清めるべく「御殿場市温泉会館」で温泉を満喫。市営の温泉施設なので500円/3時間と非常にリーズナブル、オシャレ感はゼロだが地元のジジババで賑わっている。温泉に浸かりながら富士山が眺望できるのだが厚い雲に覆われ富士山は見えない、う~ん残念。

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風呂上りに無料の休憩所でIT隊長差し入れの「ライム風味のノンアルビール」で乾杯。よく冷えており火照った身体に染み入るようだ。

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マックスバリュ御殿場店」で食材と酒を購入。各自食べたいモノを隊長に申告し許可されれば買い物かごに入れることが許されるのだが、査定はかなり厳しい。KDM女史は隊長の目を盗んでチョコレートや唐揚げを「ホッケの開き」の背後に忍ばせているのであった。

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買い出しが終了したら本日の野営地である富士山御殿場口5合目駐車場、通称「太郎坊」へ向かう。ところが「太郎坊」へ上る道がなんと閉鎖されているのであった。今まで閉鎖されていることはなかったのだが、今年は4月下旬まで通行止めらしい。さ~どうしようか?小雨も降ってきて野営地を早急に決めないとまずい事になる。IT隊長の決断は「水ヶ塚駐車場」車止めの向こうに東屋が建っており雨を避けながら宴会が可能。

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まずはビールで乾杯、気温はかなり低く全員真冬の装備。小雨が降り続いており東屋の周辺は霧で覆われ視界はかなり悪い。

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炭火を熾し肉担当のKDM女史がホッケとカルビを焼き焼き。

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そしたら奇跡的に雲がなくなり霧が晴れ富士山が姿を現した。水ヶ塚から見る富士山は宝永山の曲線がアクセントとなっており、なかなかのGood Looking。

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メンバー全員、狂喜乱舞しカメラのシャッターを切る。いゃ~見えてよかった。

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ノルディスクのケトルでお湯を沸かし焼酎のお湯割りをグビグビと。つまみは炭火で炙ったホッケ、シシャモ、紀文の卵焼き、カルビ、トントロ、ウインナソーセージなど。ブラックダイヤモンドのLEDランタンを照らし最小限の明かりで暗闇を楽しむ。

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デザリングでタブレットをネットに接続しカラオケアプリでカラオケ大会。周りは無人の駐車場なので遠慮なく歌います。井上陽水「氷の世界」を熱唱する。

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締めはヒガシマルうどんスープで味付けしたけんちん風うどん鍋。ごぼうのササガキがたっぷり入ってシャキシャキとした歯応えと特有の土臭い風味がGood!

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翌朝(4/24)はAM5:30に起床。全員車中泊であったがかなり冷え込んだ。モンベルバロウバッグ#1をかけ布団代わりに、ぬくぬくと安眠することができた。朝食はドリップコーヒーとバウルーで焼き上げたホットサンドが定番なのだが、バウルーを忘れてしまった。なのでランチパックの「ナポリタン」をチョイス。甘酸っぱいケチャップ味が美味しい。

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朝食後、車で移動し茫漠とした狩場に足を踏み入れる。

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最初は草しか見えないが、眼が慣れてきてワラビ眼になるとニョキニョキと育ったワラビが見えてくる。昨年も豊作だったが今年もイイ出来栄えのようだ、未熟なワラビはスルーし長く太く育った食べ頃を狩る。AM9:00過ぎには晩酌3回分のワラビが採れた、車に戻りメンバー全員にLINEで「お先に帰ります!お疲れさまでした」と送信し帰途につく。

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鍋に湯を沸かし重曹をぶち込んだらワラビを沈め火を止める。蓋をして3時間放置すれば完成、決してグツグツ煮てはいけません。発がん物質を含む穂先は取り除き、カツヲ節をたっぷりトッピングし生醤油で味わう。シャキシャキとした歯触りが次第にヌルヌルに変わり微かな苦みとエグミを黒白波のお湯割りで味わう。う~ん、たまらない。ワラビ採りはライフワークだな。

おしまい