俺の福岡 鯨飲馬食旅(9/19) Day5

朝7時からホテルのコインランドリーでシャツやパンツ、靴下にグラミチショーツの洗濯。洗濯機に300円投入すると洗剤が自動投入され30分後に脱水まで完了、洗濯物を乾燥機に移し替え100円で30分乾燥させ終了。コットンのシャツとグラミチショーツは生乾きなのでハンガーで部屋に干しておく。そんな訳で本日は息子からのプレゼントであるパタゴニアのショーツと季節外れのランズエンドのアロハシャツでお出かけ。パタゴニアショーツは水着も兼ねておりメッシュのインナーが装着されてる、なので機能的に下着のパンツは不要。風がデリケートゾーンを通り抜けスースー、ブラブラと本日も真夏日だが超~快適。博多駅バスセンターから長浜鮮魚市場逝きのバスに乗り20分ほどで市場に到着、午前9時30分に食堂「おきよ」に入店。

店員さんから「メニューはホワイトボードに書いてるから」と言われホワイトボードの前でしばし熟考。「胡麻サバ定食 800円(税込)」に「アジフライ単品 250円(税込)」を付けるか「アジフライ定食 800円(税込)」に「ミニ胡麻サバ 350円(税込)」を付けるか。長考の末、胡麻サバ定食とアジフライ単品を発注、あっと生ビールの発注を怠ってしまったがまぁイイか。

胡麻サバは甘じょっぱい醤油ダレで漬け状態になって水分が抜けており、ねっとりした噛み応えでゴマの風味が濃厚に香り生臭さは微塵もなく白飯のおかずに最高ですね。逆にアジフライはちょっと物足りない、250円で半身とはね。市場の食堂だけあり味はイイんだけど漁師メシっぽく豪快に喰わせてもらいたいもんですね。

合計1,050円(税込)。

急いで博多駅に戻り博多駅ビル内ほろよい横丁で午前10時からオープンしてるよかたいデイトス店に午前10時20分に入店。「サッポロ瓶ビール(大瓶) 550円(税別)」「鶏皮ポン酢 190円(税別)」時間かかる旨を承諾した「豚足炙り 400円(税別)」をオーダー。ビール大瓶を550円で提供とは素晴らしい、コレだけで良店認定ですね。ちょっと勘違いした店は中瓶で700円(税込)とか普通ですから。

鶏皮ポン酢はコリコリ噛み応え良く、じんわり染み出した鶏脂の旨味とポン酢のマリアージュがビールに合う。酢モツもイイが鶏皮ポン酢も捨てがたい魅力に包まれている。

豚足炙りがまだ出てこないので追加で「もつ煮込み 290円(税別)」、普通は大根とかコンニャクでかさ増ししてるがここの煮込みはほぼモツでほんの少しのコンニャク。味もよく染みてて美味しい。

ラスボス的ビジュアルで豚足炙りの登場、蹄を持ちゆず胡椒を擦り付けガァッと齧りつく。パリパリの豚皮は香ばしく、豚皮直下のコラーゲンはマグマのように熱い。う~んコレぞ博多の味のような気がする。よかたいデイトス店は安くて美味しく朝10時から飲めるのでお勧めです。

合計1,573円(税込)。

午前11時から飲める店がぞくぞくオープンするが、以前から気になっていたワインバーのニューコマツに入店。オープン11:00~16:00まで限定10食の「ワインセット 1,100円(税込)」をオーダー。俺は午前11時5分に入店したが既に7名の客がおり全員がワインセットを頼んでる、なんとか8食目をゲットできたアブネー。

ワインセットとはワンプレートにワインに合う前菜が盛り付けられており、赤/白ワインおよび赤/白スパークリングワインから2杯チョイスできるお得なセット。まぁ~お洒落ですね~、俺のブログでは滅多に見ることができないビジュアル。焼いたバゲットマスカルポーネと黒豆を和えたモノ、グリエールチーズには蜂蜜と黒胡椒、2種類のオリーブ、クラッカー&レーズンバター、焼きたてのキッシュ、生ハムにサーモンマリネのサラダ、最初の一杯は赤ワインをチョイス。なんか圧倒されて赤ワインはサイゼリヤデカンタワインとほぼ同じ味だが、何十倍も美味しく感じられる。

二杯目は白のスパークリングで爽やかにフィニッシュ、う~んこの内容で1,100円(税込)はかなりお得。還暦のおじさん一人でも十分堪能できたので彼女や配偶者と一緒だったらさらに楽しいと思う(遠い目)。

合計1,100円(税込)。

午前の部が終了したのでホテルに戻りコンビニで購入した麒麟グリーンラベルを飲み惰眠を貪る。午後2時30分に地下鉄空港線に乗り赤坂駅で下車、徒歩1分のびっくり亭赤坂店に入店。タッチパネル式最新鋭券売機で「焼肉1.5枚単品 1,300円(税込)」「ご飯(小)味噌汁付き 150円(税込)」「生ビール 550円(税込)」を購入、空いてる席に座り券を店員さんに渡して生ビールを飲みながら約10分待つ。

スンゴイの来た、大量のキャベツと肉がテンコ盛りになったステーキ皿は灼熱で大量の油を四方八方にまき散らし、置かれたテーブルはあっと言う間に油まみれ。ご飯味噌汁付きは小を頼んだはずだが間違ってませんかコレ?どう見ても小盛りサイズではない。久しぶりにコレはヤバいかも(本来の意味で)完食できなかったらどうしよう。覚悟を決めてデフォルトを味わう、ふ~ん味は非常にシンプル、大量の塩コショウと味の素で簡単に再現できそう。

卓上の木片をステーキ皿の左下に挿入し傾け右下にキャベツと肉の旨味が溶け出した脂を集中させたら、辛味噌を投入。味噌と脂を溶かし合わせキャベツと肉に絡めて喰う、お~っ味が一変しましたねコレはご飯がススム君。鉄板焼肉は客が味を完成させる料理なんですね、美味しんだけどボリュームが半端ない。なんとか完食したがある結論に達した、今回は肉1.5枚を選択し肉を増量したが止めといた方がイイ、肉は終盤に飽きますね最後まで美味しいのはキャベツ。う~ん、今夜は晩飯いらないかも。

合計1,850円(税込)

う~ん腹がいっぱいで苦しー、でも餃子なら喰えるかもとホテルから徒歩4~5分の餃子の店「旭軒 駅前本店」に入店、カウンターに座るとメニューを渡され「焼き餃子は20分くらいかかります」と告げられる。ふーんと思いながら「ビール大瓶 600円(税込)」「焼き餃子 380円(税込)」「手羽先 100円(税込)」「酢モツ 290円(税込)」をオーダー。餃子と並び手羽先が名物らしいが冷めた手羽先は想像通りの味、特に論評することはない。酢モツは結構独特なお味、スタンダードタイプの方が好きかも。

30分ほど待たされ焼き餃子の登場、店内は5割の客入りだが電話でのテイクアウト注文がかなりの頻度で入っておりソレで時間がかかるみたい。かなり小ぶりな餃子が2個ワンセットで5セット、合計10個で一人前。餃子専門店なのに卓上には醤油とオレンジ色の味噌だけで酢がない、酢好きとしては納得いかないが仕方がないので醤油と味噌で食べる。う~んかなりショッパイ、餃子にしっかり味がついてるので何もつけない方がイイみたい。皮はパリパリ香ばしく、中の餡もしっかり旨味があり美味しいと思うが味があんまり餃子っぽくない。なんかめちゃくちゃ美味しいスナック菓子を食べてる感じ、俺は普通の餃子の方が好きかも。

合計1,370円(税込)

つづく