俺の福岡 鯨飲馬食旅(9/20) Day6

う~ん、昨日の鉄板焼肉がまだ胃腸に滞留しており食欲がない、ホテルで缶ビールを飲みながら午前9時50分まで待機、午前10時の開店と同時によかたいデイトス店に入店。普通の平日の朝なので客は俺ひとり、やっと望んでいた福岡 鯨飲馬食の旅になった。「モーニングビール 550円(税別)」を飲みながら界隈を通りすぎるサラリーマンを観察、皆さんがんばって働いて日本経済を復活させ給料と年金をあげましょう。俺も朝ビーを飲みながら応援してます。

「酢もつ 250円(税別)」「とろ~り卵のポテトサラダ 290円(税別)」「豚バラ2串 280円(税別)」をオーダー。午前10時20分ごろ斜め向かいのテーブル席にJD(女子大生)2名がご来店、二人で朝ビーをキメてます。なんとも微笑ましい光景。

合計1,507円(税込)。

前日の長浜鮮魚市場おきよ食堂のアジフライに納得がいかないので、ランチはアジフライ専門の博多駅ビル地下の三陽食堂へ。三陽食堂の運営は北部九州の漁港に拠点を持つ魚介卸売り業の株式会社三陽が行っており、アジは長崎松浦産に拘ってるそう。ランチは「アジフライ定食 950円(税込)」「特大アジフライ定食 1,150円(税込)」「特大アジフライカレー 1,000円(税込)」などだが、ひと際異彩を放つ「アジフライ食べ放題定食 1,200円(税込)」と「角ハイボール 500円(税込)」をオーダー。

定食を注文すればセルフサービスの「アジのたたき」が食べ放題になるのでアジのたたきをつまみハイボールを飲みながら揚げあがりを待つ。

アジフライ食べ放題定食のデフォルトはアジフライ4枚、アジフライ定食は3枚なのでこの時点で既に上回っている。スープの具材はいかしゅうまい、なんか珍しいですね。おっとアジフライに気を取られて見落としそうになったが食器が全て大分県日田市の小鹿田焼き(おんたやき)かも。小鹿田焼きは飛び鉋(とびかんな)の模様が一般的だがこのパターンもあったような?違ってたらスイマセン。

揚げたてアジフライはころもカリカリ中ふっくら、ウスターソースをかけ前歯で一撃を加えれば鯵のイイ香りが湯気と共に鼻孔を満たしていく。う~んコレだよコレ、喰い放題という安心感が食欲を増進させる。ウスターソースとポン酢でデフォルト4枚を完食、喰い放題はあくまでアジフライだけなのでタルタルソースは貴重品。追加の4枚はウスター、タルタル、ポン酢を平均的に組み合わせ合計8枚で終了。すごく美味しかった、午前11時40分ごろ店を出ると10人ほどの行列がやっぱり人気なんですね。

合計1,700円(税込)

博多最後の夜を満喫すべくホテルから徒歩8分の居酒屋 博多一波へ、午後5時開店と同時に入店すると思惑どおりカウンター席へ案内される。カウンター席限定セットメニュー「博多の夜を満喫セット 3,000円(税込)」をオーダー。

600円までの酒2杯頼めるので、前半戦の刺身盛り合わせには福岡の地酒を燗で。刺身盛り合わせはカンパチ、ヒラメ、タイ、カマスの炙り、どれもコリっと噛み応えがありとても新鮮。俺は刺身にビールやハイボールは合わないと思っており、ここは温かい日本酒でしょう。

明太子のだし巻き玉子はフワトロで強い味の明太子を玉子の甘みがマイルドにしてくれ、ほんのりダシが香り美味しいですね。

旅行の〆を飾るもつ鍋の登場、一人前から食べれるのがウレシイですね。もつには予め火が入ってるので野菜が煮えれば食べられますとのこと、このタイミングで2杯目は生ビールを発注。和風のダシにニンニクと鷹の爪、考えてみればもつ鍋のダシって独特ですよね。熱々のもつはプリプリで噛みしめると甘い脂がジュワーッと放出されビールを流し込まずにはいられない。ふ~満喫しました、博多の夜に思い残すことはありません。博多一波は由緒正しい居酒屋で美味しい料理を適正価格で提供してると思う、若い女性の店員さんの接客も心地よくとてもお勧め。思い残すことはないと言ったばかりだが〆のちゃんぽん麺がなかったのはちょっと残念。

合計3,000円(税込)。

もつ鍋にちゃんぽん麺が付かなかったので名代ラーメン亭で「ラーメン 530円(税込)」をオーダー。この店はクッキングパパに登場したことで有名、店の前にも漫画が飾ってあるんですね。

この店は40年前に俺が福岡に赴任したころからあったラーメン屋で原点にして基本、今時のラーメンとは異なり過剰なクリーミーさはないがバランスのよい味。関東圏だと中年女性が一人でラーメンを食べてる姿を見かけることはあまりないが、店内3名の中年女性が啜ってるし。現地の方に愛されてるラーメンなんでしょう。

合計530円(税込)。

つづく