終わった人

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配給会社:東宝
公開年月:2018年6月9日
視聴方法:U-NEXT 540円(ポイント無料)

趣味なし、夢なし、仕事なし!そして、わが家に居場所なし・・・。定年を迎え、朝起きてから夜寝るまで何もやることがなく、世間から“終わった人”と思われるようになった主人公・田代壮介(舘)。妻・千草(黒木)や娘からは「恋でもしたら?」とからかわれ、「このままではマズイ」と感じ、職探しをしたりジムに通ったりと奮闘するも、全く上手くいかない。しかし、ある時【人生の転機】が訪れ世界が一変!“終わった人”としての人生は、思いもよらぬ出来事の連続だった。笑って、泣いて、それでも生きていく。人生は、まだまだ終われない!

来年2019年に俺も終わる予定なので、なにか参考になればと視聴。やることが無い63才の主人公(舘ひろし)はスポーツジム、カルチャーセンター(CC)に通いだし、IT企業の経営者から顧問就任の要請を受けたり、CCの35才の受付嬢(広末涼子)に欲情し熱海の温泉宿に誘う訳だが、主人公は金があるからあまり悲壮感はない(大手銀行から子会社に出向し専務取締役で定年)。やはり終わった後、重要なのは金ですね。金がないとスポーツジムやCCに通うことはできず、新たな転機をむかえることも難しいであろう。俺もスポーツジムには通いたいもんだ。また、カミさんとの関係においては、終わったからといって新たなステップを目指すのではなく、従来どおりつかず離れずの距離感が大事なようですね。まぁ~コレは想定どおり。あと、一番参考になったのは頭髪ですね。終わった後の頭髪の有無はリタイア後の進路を決定付ける重要なファクターと感じた。幸い今のところ床屋さんに逝くと何も言わずとも梳きばさみで髪を梳いてくれる程度の毛髪量は保持しているので、現状維持がリタイア後の努力目標となりそうだ。

おしまい