BORDER -贖罪-

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オリジナルBORDER最終話で証拠を一切残していない幼児誘拐殺人犯の安藤をマンションの屋上に連れ出し、「死にたくなかったら証拠を差し出せ」と屋上から突き落とそうとする小栗。だが安藤は平然と「何もわかってないですね、私は悪を為すためなら人を殺せる。あなたは正義のために人は殺せないでしょう?この差は永遠に縮まらない。また私の勝ちですね」と言い放つ。小栗が掴んでいた安藤の胸ぐらを放すと、安藤はそのまま地面に落ちていった。呆然とする小栗の前に現れた安藤(死者)は「ようこそ、こちらの世界へ」と言い放つ。

目撃証言の無い状態で小栗は特別監察官の聴取を受ける。小栗が安藤は罪を認め自ら飛び降りたと嘘の証言をすれば罪には問われない。だが、持ち前の正義感から事実を供述しようとした矢先、新たな死者が小栗の前に現れ犯人を捕まえて欲しいと懇願する。小栗は監察官の聴取を拒否し新たな殺人の犯人の捜査に向かう.....。

う~ん、このドラマは近年の刑事ドラマとは一線を画す面白さですね。スピリチュアルな設定なので嘘くさかったり、ご都合主義になりがちと思えるが小栗の己の正義とダークサイドの葛藤を抱えた演技が秀逸で、迫真のドラマとなっている。エンディングは視聴者それぞれ感じる部分があるだろうが、俺は続編が観たい。来春あたり連続ドラマとして「BORDER Season2」を作成して欲しい。

おしまい