2015秋ドラマ 第1話を観終えた感想

無痛 ~診える眼~
フジテレビ 水曜日22:00~23:00
評価:★★★(継続視聴)
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住宅街の片隅で小さな診療所を営む為頼英介(西島秀俊)は、患者の病気を外観から見ただけで判断出来る特殊な能力を備えていた。それは一見、素晴らしい能力なのだが、為頼には手の施しようがない患者までわかってしまう。そのため、為頼は自身から見れば無駄な治療を施す医学界の一線から退いていた。その研ぎ澄まされた観察眼は、為頼に犯罪者特有の〝犯因症〟も見せてしまう。
久坂部羊の小説「無痛」が原作、この小説は読んでいるのだが内容をほぼ覚えていない。酒を飲みながら読んだからだろうか?なのでドラマも新鮮な気持ちで視聴できているのだが。診ただけで病気を見抜き、犯罪を起こす予兆をも見通すことができる町医者とその能力に気づいた刑事が事件を未然に防ぐことからドラマはスタート。でもタイトルどおり痛みを感じない人間と無痛こそが究極の医療であると妄信する医者(伊藤英明)によるアンダーグランドな実験がストーリーのメインになっていくのであろう。医療とサスペンスと刑事ものは相性がイイのでかなり期待できる。

テレビ東京 金曜日24:12~
評価:★★★(継続視聴)
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先日、さる高名なお寺の方が、断食中に空腹を紛らわすために、『孤独のグルメ』のDVDを見ていると聞きました。その声に背中を押されてのSeason5です。 このシリーズは、視聴者の方が飽きたら終わりですので、よろしくお願いします。 僕の内臓がどこまでもつかわからないので、今年できることを今年やります。
まぁ~5回目の季節なので制作スタッフもツボがわかってきたようですね。Season5はグルメと関係ない前半のエピソード部分が従来より大幅に短縮されており、五郎さんの喰いっぷりにたっぷり時間を割いているのがGood!後半のぶっかけ飯が始まる佳境に突入するとSeason4同様にベンチャーズ風のテンポの良いミュージック(エレキのツンドラ)がBGMとして流れるのも嬉しい!軽快でノスタルジックな音楽に乗り五郎さんが飯粒を執拗に箸でかき集めガシガシとかき込む様を観ていると後頭部がすぅ~と気持ち良くなる。詳しくはこちら

本棚食堂
BSプレミア 火曜日23:15~
評価:★★★(継続視聴)
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一度は食べてみたかった!漫画、小説に登場する垂涎の2次元グルメを、完全再現するドラマが誕生!「あの小説の主人公が作っていた料理、本当に美味しいの!?」そんな好奇心を満足させるグルメドラマです。
最近、読書はご無沙汰しているが開口健先生や盛川宏先生のエッセイを読んでいると作ってみたい、食べてみたいと思ってしまいますよね。小説やグルメ漫画の料理のレシピを忠実に再現するドラマで、俺の要求を疑似体験させてくれる俺のためのドラマであるようだ。NHKの受信料をキチッと支払っているご褒美でしょうね。

日本テレビ 日曜日22:00~
評価:★★(とりあえず継続視聴)
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シティーハンター」の主人公・冴羽涼は、一見お調子者の男。しかし彼の正体はシティーハンターと呼ばれる凄腕のスイーパー。依頼を受け、街の悪どもを懲らしめ始末するのが彼の稼業。相棒の槇村香は、彼を支え、ともに死力を尽くす最大の理解者。「エンジェル・ハート」は、この二人に絶体絶命のピンチが訪れるところから物語が始まります。それは、パートナー香を襲う不慮の事故。そして、死。
う~ん、ネットの評判はアニメの冴羽と実写の上川隆也の容貌や雰囲気がそっくりでアニメの世界観を崩していないと絶賛されているようだが、ストーリーがオカルトチックでつまんなくないですか?上川のアクションは流石だが、女優陣のそれはたどたどしく学芸会を観ているよう。2回目もとりあえず視聴するが、それ以降は微妙。

オトナ女子
フジテレビ 木曜日22:00~
評価:★★★(継続視聴)
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いくつになっても“女子”でありたい。“オトナ”になっても“女子”であることを諦めない。仕事も恋も経験してきたけれど、まだ本当の相手に出会えていない…。自分と付き合う男は、ことごとく成功するが、仕事の事情や新しい女性の出現で、自分から離れていく…。
すご腕のキャリアウーマンだが乙女のような結婚も諦めていないオトナ女子を演じている篠原涼子。ワンパターンな演技だけど一芸に秀でるというかそのパターンにハマると、とってもリアルで上手な演技をする女優さんですね。アラフォーの独身女性が仕事と結婚の葛藤や理不尽な差別に立ち向かうなど、ドラマ的にハマる設定なので安心して観ていられる。また、チョイ役の斉藤工のクズっぷりが最高。

TBS 金曜日22:00~
評価:★(視聴停止)
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赤ちゃんが無事に生まれてくることは当然ではなく、実は妊娠・出産にはさまざまなリスクや危険があること。元気に無事に赤ちゃんが生まれてくることは奇跡の連続であること。そして「命」の現場ではさまざまな葛藤があること。決して大げさではないリアルな産科医療の現場を描くヒューマンドラマ。
このドラマは視聴する予定ではなかったが同時間帯に競合するドラマがないため、とりあえず初回を視聴。主人公は「生まれてくる赤ちゃんに罪はない」とか「生まれてくる全ての赤ちゃんに祝福がありますように」とか言っちゃうんですね。う~ん、微妙。児童虐待育児放棄、貧困の連鎖など子供を取り巻く環境は非常に厳しい状況だろう。その性善説かつ博愛主義かつ楽観的なセリフを初回から吐いてイイのかと思ってしまう。また、演技とはいえ出産シーンを観せられるのはツラい!出産に立ち会うことなど想像すらできない俺には無理だ。次回の視聴は無いと思う。

フジテレビ 火曜日21:00~
評価:★★★(継続視聴)
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相棒刑事は年上の恋人、バレたら即異動!次々に巻き起こる猟奇殺人事件の裏で暗躍する美女は、警察をあざ笑う完全悪女!恋人に忍び寄る危険・・・彼女を守れ!謎を追え!
猟奇的な連続殺人事件を捜査する警視庁機動捜査隊の里見(松坂桃季)と猪熊(木村文乃)は相棒にして恋人同士。殺人事件の現場で出会った橘カラ(菜々緒)が何故か猪熊に関心を示すことを訝しがる里見だったが、猪熊とカラは親密になっていく。カラ役の菜々緒が怖くてイイ、元々が整形チックなはっきりした顔だちなので猟奇殺人の犯人役がぴったりハマるようですね。カラが猪熊に近づく理由はまだ明かされていないがゾクゾクっとさせる展開がありそうで期待できる。

遺産争族
テレビ朝日 木曜日21:00~
評価:★★★(継続視聴)
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遺産相続問題が勃発する大家族に“ムコ入り”した研修医。そこには“お金”を巡っていがみ合い、策をめぐらせ合う欲望にまみれた一族がいた!「結婚とは?」「家族とは?」――いつの時代も変わらない普遍的なテーマに、2015年という現代ならではの世相や風刺を盛り込み、木曜9時に“ムコ”が主役となる斬新な切り口のホームドラマが誕生します!
主人公の佐藤育生(向井理)は医療設備の整わない海外で医師として勤務することを夢見る、純粋で正義感の強い若き研修医だが、葬儀会社を経営する一族の婿になってしまう。それで遺産相続の争いに巻き込まれる。第一話はイイ人と思われてた佐藤育生が以外に腹黒いかもと思わせる終わり方。ん~次回が気になります。

TBS 日曜日21:00~
評価:★★★(継続視聴)
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挫折、重圧、苦悩、希望、夢・・・研究所を追われ、父親が遺した下町の工場に戻ってきてもなお男には捨てきれない夢があった・・・決してあきらめない男の夢と、社員たちのプライドを乗せ下町の雑草魂が今ロケットを打ち上げる!
今期ドラマの本命ですね。「半沢直樹」~「ルーズベルトゲーム」に続く池井戸潤さん原作の企業戦士モノ、制作会社のポリシーもまったく揺らぎなく太陽が昇ったり暮れたりしています。私は好きですね、原作の面白さは折り紙付きなので制作側の演出が嫌いでなければ非常に楽しめます。演者も吉川晃司以外は全て本職の俳優で重たく濃い演技が心地よい、吉川もスーツがビシっと決まり大企業のやり手管理職にハマってますね、イイと思います。

おしまい