安達太良山この上の空がほんとの空です 2日目

今回の宿は安達太良高原に位置する岳温泉、庶民の味方である飲み放題夕食バイキングの「伊東園ホテルズ鏡が池碧山亭」PM16:00にチェックインし、館内の自動販売機で購入したクリアアサヒで乾杯。クリアアサヒ500mlが200円と通常のコンビニ価格(税込201円)より安い。さすが庶民の味方「伊東園ホテルズ」だ。一息ついたら早速大浴場へ、お湯は熱めで気持ちイイが露天風呂も含めた総合点では前回宿泊した「伊東園ホテルズ湯西川」のほうが上かも。

夕食バイキングは早めに17:15から、バイキングなのでお寿司や、串揚げ、その他モロモロを皿にとり指定された席に着席するとお膳が既に用意されているではないか！刺身5点盛りに天ぷらに豚シャブに煮物や鰆西京焼きに前菜、これだけで十分な量の料理で、味のほうもまぁまぁイケてる。飲み放題のビールと日本酒とワインでガツガツ食べるがバイキングの串揚げを手つかずのまま残してしまった。バイキングの料理を残すとは一生の不覚、申し訳ない。

締めはTKHS会長による炊き込みご飯、米1合をお釜に水加減し生米から炊き込み開始。俺は炊飯についてそれなりのキャリアを誇っているが口は一切ださず見守るだけ。蒸らしの段階でバイキング料理で持て余していたあさりの酒蒸しを投入。5分後に茶碗に盛ると程よいオコゲができておりふっくら美味しい炊き込みご飯になっていた。TKHS会長Good Jobです。

夕食後は鏡が池の周辺を散策、部屋に戻ると全員がPM8:00に就寝。

翌朝はAM5:00に朝風呂に入りAM7:00から朝食バイキング開始。固形燃料で自ら焼く塩シャケと塩サバ、最初はメンドクサイと思ったが食べてみれば脂が乗っており熱々で美味しくご飯1杯目を完食。

2杯目は納豆に温泉卵、味付け海苔で、う～ん、満足。「鏡が池碧山亭」は風呂は普通だが料理がイイと思います。

AM8:00にチェックアウトし「安達太良高原リゾート」に向かい、ロープウェイで高低差391mの標高1,350mの山頂駅へいっきに移動。山頂駅は小雨が降っておりとても寒い。

安達太良山ピークを目指す完全装備のジジババに混ざりサンダル履きの我々も登山口から200mだけ進む。すると「ほんとの空の碑」が現れた。この碑は詩人の高村光太郎の妻である智恵子の死後、光太郎が発表した詩集「智恵子抄」の「あどけない話」の一節「智恵子は東京に空が無いといふ。ほんとの空が見たいといふ。～中略～智恵子は遠くを見ながら言ふ。阿多多羅山（あたたらやま）の山の上に毎日出ている青い空が智恵子のほんとうの空だといふ。」を元に建てられた碑。今回は小雨混じりの曇り空で智恵子が観たかったほんとの空は観れなかったが、なんとなくしんみりしてしまい碑をそっと抱きしめた。