KKZK先輩と館山北条海岸釣り車中泊 - 正統派自転車ブログ@埼玉

しぼったばかりの夕日の赤が～水平線から漏れてくる、苫小牧発・仙台逝きフェリー、あの爺さんときたら～わざわざ見送ってくれたよ～、おまけにテープを拾ってね女の子みたいにさ～。By吉田拓郎(JASRACの方これは引用なので著作権料の請求は勘弁)

2012年秋、2014年秋に続き3回目？なんかもっと逝ってるような気がするが。PM16:00に北条海岸の駐車場で待ち合わせだが、俺は館山の美味しい地魚ランチが食べたいので早めに館山入り。2012年秋にも訪れた富浦漁港「浜の台所おさかな倶楽部」PM14:10ごろの入店。今回は「新鮮地魚の切り落としたっぷり富浦漁港賄い丼かき揚げ付き 1,000円(税別)」を狙っていたのだが既に「完売」のステッカーが。

と、なるとイロイロ食べれてコスパのイイ定番の「お刺身・フライ・煮魚がセットになった、文字どおり満腹になる定食です。刺身(炙りサワラ、ぶり、カンパチ)フライ料理長おまかせまんぷく定食 1,480円(税別)」をオーダー。約10分でサーブされたがいゃ～豪華ですね。

まずはフライ、煮魚を従えメインに君臨する刺身3点盛り。手前左がなかなかお目にかかれない「炙りサワラ」サワラの刺身の旨さはよく知っている。上品な脂がのっておりほんのり甘いんですよね、皮の焦げ味も芳ばしくGood！右手前が「カンパチ」奥が「ぶり」どれも一切れが大きくて食べ応えがある。

料理長おまかせのフライは「アジフライ」う～ん、サクサクで中はジューシー。噛むとアジの香りが湯気と共にホワっと立ち昇り、甘くスパイシーなウスターソースの男の子味がたまらない。

煮魚は定番中の定番「サバの味噌煮」まぁ～レギュラーメニューの一品なので、数日前から煮込まれたようなパサつきは若干あるが、甘辛の味噌が濃厚でご飯が進むおかずですね。この3品に切干大根の煮物、キャベツの浅漬け、つみれ汁がセットされてる訳だが、当然ご飯が足りません。おかわりしようか迷ったが何とか思い止まる、何故なら食後5分で猛烈な満腹感が。ご飯のおかわりしなくて良かったと安堵する定食なのだ。「おさかな倶楽部」初心者は最初に食べるべきメニューでしょうね。

PM16:00にKKZK先輩と福岡で短い期間だが一緒に仕事をしたYKYM氏と合流。海岸の目の前のイオン館山店で食材と酒を仕入れ、まずは乾杯。北条海岸駐車場は綺麗な夕日が観えるベストスポットにして無料、水洗トイレ完備、スーパーは歩いて行ける車中泊の宴会にはこれ以上望むべくもない天国のような場所。

夕日を堪能するため宴会準備は明るいうちに。KKZK先輩の奥さんは漬物全般が苦手で特にキムチはNGらしい。なので自宅でキムチが食べれないキムチ好きな先輩のリクエストで釣行の際は必ずキムチ鍋を仕込みます。豚バラを煮込み灰汁を除いたらエノキ、ネギ、木綿豆腐にさっと火をとおし出汁入り液体味噌で味付けしキムチ1パックを汁ごと投入、ニラをトッピングしキムチ鍋の完成。焼き担当の先輩は愛用の七輪で炭を熾し準備完了。

東京湾に沈む夕日が富士山のシルエットを浮かび出させる。ザザァ～と繰り返す波の音を聴きながら美しく荘厳な落陽を黒白波のお湯割り片手に堪能する。う～ん、素晴らしい。こんな光景を気の置けない友達と酒を飲みながら鑑賞できる幸福に酔いしれる。

陽が落ちれば当然真っ暗、イワタニ「カセットガスジュニアランタン CB-JRL-2」のマントルにBICライターの火を移す。宴会のテーブル上はイワタニの暖色の灯りとLEDライトのクールな灯りがミックスされイイ感じに。波の音を聴きながら先輩愛用の七輪でうるめイワシと肉を炙り、キムチ鍋をつつき黒白波を飲る。話題は既に親離れし独立した子供のことや年金、カミさんとの老後について。