ムラムラ「MURACO」の飯盒

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北方面の標準的な飯盒に続き、ムラムラ「MURACO」の飯盒を入手。アウトドア道具はできるだけ購入しないよう自制しているのだが、ネットでひとめぼれしてしまうと周囲と銀行口座の残高が見えなくなってしまう。
あぁ...春先の穂高連峰の残雪を思わせるような透明感があるグレーホワイトに、妖艶になだらかな曲線を描くキドニーボディー。もう俺は欲望の虜、飯盒を眺めながらムラムラし思わずつぶやく「う~ん、炊いてみたい」と。MURACO」と言うブランドは初めて知ったのだが、2016年7月に我が地元埼玉県の金属加工工場が立ち上げたブランドらしい。まぁ~一般的なアウトドアブランドはデザインと仕様のみ決定し後は下請けである加工会社に委託してお終いであろうが、金属加工工場が自ら立ち上げたブランドであれば、その職人技(精度やこだわり)は推して知るべしでしょうね。眺めているだけでイモ焼酎のお湯割り3杯はいける。

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ブラック&グレーホワイト、1980年代の楽曲にポール・マッカートニースティービー・ワンダーの「Ebony and Ivory」があるが、その意味は「ピアノの黒鍵(Ebony)と白鍵(Ivory)が一つのハーモニーを奏でるように、白人と黒人、無色人種と有色人種、すなわち人類が調和する」というテーマを歌い上げた名曲。まさしく、人類が求めて止まない崇高たる理念が目に見える形で具現化された究極の物体として、この2つの飯盒は俺の前に存在している訳だ。

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この究極の飯盒で炊いたご飯はさぞ旨かろうが、今はまだその時ではない。いずれ炊きたい衝動が抑えられずムラムラとほとばしった際はレポートしますね。

おしまい