HOPE ケトル

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HOPEのケトル、HMNやメンバーのFJWR氏から譲っていただきました。俺とFJWR氏はひと回り歳が離れているが、仲のイイ友達。俺がリタイアしたらFJWR氏から仕事を回してもらい6万円/月を目標に小遣い稼ぎする予定なのだ。そんなFJWR氏は若い頃は山屋だったらしく、山を卒業してからもアウトドア好きでキャンプ道具を一式揃えていたようだ。今回はその中からHOPEのケトルとキャプテンスタッグダッチオーブン(未使用)をいただきました。

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ホープは飯塚徳太郎が1928(昭和3)年、東京都荒川区日暮里で創業した飯塚運動具製作所が前身である。1939(昭和14)年発行の業界史によると、その頃すでにスキー金具やストック、ピッケル、アイゼン、スケート、ゴルフスパイク等金属を使用したスポーツ用品を製造・販売していたようだ。戦後は昭和30年代の登山ブームによって食器、クッカー、ストーブ等の生産を増やした。特にストーブではマナスル(Manaslu)ストーブが有名だった。ホープ(HOPE)というブランド名は古くから使っていたが、1965(昭和40)年頃にそれを社名にしてホープ株式会社となった。スキー用品では西ドイツ(当時)のマーカー(Maker)の金具を輸入していたのが有名だった。しかし残念ながらホープは1980(昭和55)年に廃業してしまった。その時スキー金具部門はワールドホープ株式会社として残ったがそれも間もなく廃業となってしまった。
引用:http://www.nirayama.com/~suwabe/Pickel/Hope/H3.htm

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ネットで調べた結果、このケトルは1974年(昭和49年)頃のプロダクツと思われる。単品販売はされておらず、コッフェルセット一式の構成品のようだ。コッフェルの中にスタッキングできるよう平べったく、出っ張りがないスッキリしたケトルでとてもカッコいいですね。なにより現在では入手困難な道具なので、大事に使っていきたいと思う。

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キャプテンスタッグの25cm鋳鉄製ダッチオーブン。未使用なので料理に使うためにはシーズニングが必要。鋳鉄製ダッチオーブンは錆びやすくメンテナンスがメンドクサイのだが、しっかり面倒をみて使い込めばブラックポットと呼ばれる黒光りした妖艶な姿に育つ。好事家は黒光りしたモノを眺めながら何杯でも酒が飲めるらしい。う~ん、現段階ではアウトドアでのオーブン料理は想定外なので使用しないが、リタイアしユトリができたらローストチキンを焼いてみるのもイイかもしれない。

おしまい