サワラの焼霜造りは春の味

イメージ 1
都内に住んでいるお義兄さんから鰆(サワラ)の半身が真空パックされクール宅急便で届いた。昨年も1月3月に鰆(サワラ)のおすそ分けをもらっており、私にとってはまさしく春の魚ですね。お義兄さんのスゴイところは、3枚に卸した半身の冊の状態を鮮度がおちないようきっちり真空パックにしてクール宅急便で送ってくれるのだ。平日の月曜日(5/7)に受け取ったわけだが、会社帰りの疲れた体でも刺身に切り分けるだけなので、即日に晩酌の肴として春の味覚を堪能することができる。これが丸ごと一本だと、なかなか卸すのが大変なのだ。いつも本当にありがとうございます!3月5日(土)に横須賀の長井漁港から「貴雅丸」で出港、釣り方は聞いていないがメタルジグのジギングで釣り上げたと思われる。写真左の太ったほうの半身を送ってもらいました。79cm、2.9kgとのこと。いや~かなりの大物ですね。船長さんから「皮目を炙って塩だけで食べるのがイチバン」とアドバイスをいただいたらしいので、試してみましょう。

イメージ 2

まずは、皮付きのまま刺身状に切り分ける。包丁にはネットリとした脂がまとわりつき食べなくても脂ノリノリであることがわかる。う~ん、旨そうだ。

イメージ 3

イメージ 4

皮目をガストーチで結構強めに炙る。皮が香ばしく焦げ反り返るくらいがイイと思います。炙りたてで熱い状態の一切れを船長のアドバイスどおり塩でいただいてみる。焦げた皮の芳ばしさと皮と身肉の間の溶けた脂がトロリと流れ出し、濃厚な旨みがシンプルな塩味で際立つようだ。う~ん、イケる。純米酒の燗酒に合わせたいですね。次はオーソドックスにワサビ醤油で、これは酒より熱い炊きたての白飯で。久しぶりに晩御飯でおかわりしてしまいそうだ。

おしまい