怪しいおじさんの怪しい柿を食べる

カミさんが鈍器の駐輪場でおじさんに話しかけられたらしい「柿あげる」と。その柿は先が尖った円錐形をしておりどう見ても渋柿「それ渋柿ですよね」するとおじさん「渋柿を人にあげたりしないよ」と。それで2個もらってきたと。

かなりデカい、俺の63年の知見からしても渋柿にしか見えないなと。なんらかの方法で渋抜きした可能性もなくはないがしっかり硬くカリカリしてそうな感触。まずは変なモノが仕込まれていないか、注射跡などがないかしっかり観察。

皮を剥いてベルモントチタンロッキーカップ350に盛り付けてみる。甘柿ならゴマ状の黒い斑点があってもよさそうなものだが、色白の美肌な柿ですな。

恐る恐る齧ってみる、カリッとイイ歯応えで甘い「おじさん、美味しいです」カミさんにも一切れ喰わせて夫婦の絆を確かめ合うと。

おしまい