【焼肉きんぐ】ソロきんぐコース 2,778円(税込)

8/29(月)~30(火)は今年初キャンプに逝こうと思ってたんですよね。無職なので土日祝日は敬遠し空いてる平日狙いなんだけどシルバーのお仕事もあるのでいつでもOKな訳でもない。だけど基本暇なのでいつでも逝けると思ってるので風が強い日や雨天、猛暑の日はパスし続けた結果、1回も逝けてない。春は天候不順だったし梅雨が明けたら猛暑日の連続だったしね。8/29~30の週間予報は曇りで最高気温も27℃、降水確率も20%だったので逝く気マンマンだったが、前日8/28(日)に確認したら降水確率が40%に上昇してるし。それでも雨用にTent-Mark DESIGNSのテント「サーカスST」を購入済みなので逝くつもりだったが、8/31(水)以降もず~っと雨予報なんですよね。そうなると濡れたテントを乾かすことができずテントにダメージを与えてしまうので、結局諦めた。

クルマを初代エクストレイルから新型ハスラーに買い替えたのでラゲッジに積みっぱなしだったキャンプ道具を狭い新型ハスラーに効率よく積み替える必要がある。なので8/28(日)は積み替え作業などキャンプの準備をするつもりだったが、中止になったため朝飯も作らず酒を飲みつつYou Tubeを眺めボケっと過ごす。AM11:00になったので朝飯兼ランチを食べに近所の焼肉きんぐへ、日曜日の開店直後は待たずに入れるんですよね。

いつものとおり「きんぐコース 3,278円(税込)」をチョイスし、まずは「きんぐ塩タン【ポーク】」4人前、「白菜キムチ」に「ジャスミン茶」をオーダー。両面を軽く炙って卓上のレモンだれでいただきます。シコシコの噛み心地とタン特有の旨みと塩気にさっぱりとしたレモンだれの酸味と香りで何人前でもイケる。

俺はきんぐカルビ原理主義者なので「きんぐカルビ」一択、おぉ~このカルビは当たりですねー、厚みもあり大きい。スリットの入った面から焼き始め、程よく焼けたら裏返しハサミで一口大にカット。卓上のたれは使わずカルビデフォルトの味付けで食べるのが俺の流儀、赤身の旨みと噛み応え、脂の甘さと柔らかさのマリアージュが素晴らしい。とても美味しい。

2皿目のきんぐカルビは「あら?カワイイ」1皿目の1/3くらいの大きさですねー。かようにきんぐカルビは当たりハズレが大きいが、食べ放題なので気にならないのが精神衛生上好ましい。

ここで「花咲上ロース ガリバタ醤油」にちょっと浮気、だけど浮気性の俺にも人間として守るべき最低限の倫理観はあるのでガリバタ醤油は無しで。ガリバタの魔性の味を知ってしまうとロース肉に溺れカルビに戻れなくなり一家離散の可能性がある。レアに焼き卓上のたれで味わうが、う~んイマイチ。柔らかさだけが取り柄で肉の旨みが感じられない、おばちゃんの二の腕プルプル肉だとガリバタのような強烈なファンデーション、厚化粧が必要になるんでしょう。

3皿目のきんぐカルビ、あぁ~やっぱり馴染んだ肉が一番オイシイ。血気盛んで角度45℃の若い頃は気付かないが、長年連れ添い貯蔵→熟成→発酵→乾燥した肉が風味絶佳、極上の肉なんだと気付く。俺はまだわからないが。

4皿目のきんぐカルビ、サンチュとキムチの力添えを受けなんとかクリア。この歳になるとドラッグとか器具とか何らかのサポートがないとフィニッシュは難しいのだろうか?試す機会さえないので誰か教えて欲しい。

5皿目のきんぐカルビ、もはやヌルヌルのロー○ョン的なモノがないと胃袋にインサートできない。若い頃っと言っても4~5年前だが、7皿くらいは余裕だったんだけど己の衰えをきんぐカルビで知ることになろうとは。

シニアの救世主「焼肉専用 とろろTKG」をオーダー。焼きたてのカルビと白菜キムチを乗せ、とろろローションで胃袋に流し込む。

〆は「ひとくち冷麺」酢をたっぷり注ぎ込み、脂っこい肉汁ととろろのヌルヌルをさっぱり洗い流す。この清涼感と肉欲からの解放感は角度45℃にはわかるまい。

デザートは「ショコラケーキ」に「アイスコーヒー」全ての事を終えたら身支度を整え伝票を手にカウンターに向かう。カウンター越しの若いお嬢さんに「シニア割りで」と告げる。ぽっと頬を赤らめたお嬢さんは「承知しました」とシニアの面倒をみてくれる。500円引きの2,778円(税込)を支払い店を出る、明るい陽光に照らされた風景が黄色く見えるのは気のせいか。

おしまい