鳥おやじ@おおたかの森 炭火焼き鳥ランチ

出典:https://fod.fujitv.co.jp/title/4329

いま平日PM2:45からフジテレビで「最後から二番目の恋」が再放送されておりHDDに録画して視聴してるんですけど、メチャクチャおもしろい。キョンキョン中井貴一主演の2012年制作ラブコメディーで本来ならあまり食指が動かないジャンル、2022春シーズンも同ジャンルの「持続可能な恋ですか?」を視聴してるが雲泥の差ですね。「最初から二番目の恋」は妻に先立たれたマジメだけが取り柄の面白味のない不器用な50歳の地方公務員と東京のテレビ局でドラマ制作に携わる姉御肌で口が悪いが寂しがり屋で恋愛下手な45歳のキャリアウーマンのお仕事恋愛物語。相手の弱味や欠点をまくし立て、上げ足をとり相手が凹むと満足し優越感に浸る精神のSMプレイを繰り広げ、達観してるが諦めておらずオープンマインドで攻撃的。キョンキョンに至っては初回で坂口憲二(中井の弟)とセックスするし野獣ですな。2022年制作の「持続可能な・・・」は内向的でウジウジしており、伝えたいことを言えないけどわかって欲しいみたいな。他者とのコミュニケーションは恐怖だが孤独はイヤみたいな、現代の空気感。あるいはコンプラが逝きすぎ視聴者を慮った無難なセリフや演出に終始し、萎縮した制作サイドの問題か?まぁ~TVドラマは無職にとって貴重な楽しみ&ヒマ潰しなので、昔の硬さと角度を取り戻していただきたい。

本日(5/19)は出産のため里帰りしてた長女が孫を連れて戻るため、愛車初代エクストレイルで自宅のある流山おおたかの森に送っていった訳だが、道中にある焼鳥屋のランチが気になっていた。いつも駐車場は満杯で人気のほどが伺えるが、今日は比較的空きがあった。なので娘と孫を送り届けた後、ひとりランチのため「鳥おやじ」に入店。

店の外観は良く言えば古民家風だが、ほぼ田舎の実家ですな。でも店内は作ってるとこが見えるオープンキッチンに改装されており、実家感とオシャレの絶妙なバランス。店員さんも若い方ばかりで活気があり丁寧な接客で気持ちイイ。店名が「鳥おやじ」なのでギャップ萌えみたいな。

「炭火焼き鳥定食」や「から揚げ定食」に「おやこ丼」と鳥料理がメインだが、冷たい蕎麦も推しのようだ。熟考の末、ココはやっぱり焼き鳥だろうと「炭火焼き鳥5本串定食 1,190円(税込)」をどんぶりでオーダー。

水ではなくウーロン茶が供されるのも何気にウレシイ。縁側的な大きい窓から差し込む葦簀(よしず)越しの陽光がウーロン茶をさらに美味しそうにしてくれる。実際飲んでも茶葉の風味と渋さが食欲をかき立てるが、食後に口をさっぱりさせたいので半分は残しておく。

どんぶり飯の上には「ささみわさび」「つくね」「もも肉」「豚バラ」「ネギ」が整列しており、卵黄入りのタレに付けて食べるのがお薦めとのこと。他に「冷やっこ」「漬物」「ワカメとoffの味噌汁」「フルーツ」と一気に卓上が華やかに。焼鳥からはタレの芳ばしく甘い香りが漂ってくる、ウマソー。

「ささみわさび」は何もつけずシンプルに、塩加減がイイ塩梅で擂りたての本わさびの香りが鼻から抜けて逝き飯の甘さを引きたてますねー。「つくね」は卵黄入りのタレをたっぷりつけて、つくねの旨みにタレのコクと卵黄の甘さが混じり合い鉄板な飯のおかず。「もも肉」「豚バラ」もタレ焼きだが、焦げ味と炭の香りのマリアージュが素晴らしい。「ネギ」は軽く焼かれておりジャキジャキの噛み応えと香味が爽やかでいいアクセント。

焼き鳥とご飯を半分食べたら卵黄入りタレを全体にかけ回し、締めの焼鳥TKGの完成。卵黄タレが染みこんだご飯は主役の焼鳥を凌駕する味わいに。う~ん、コレは美味しくて大満足のランチ、人気なのも頷ける。娘とカミさんにLINEで写真を送り、今度は義理の息子もいっしょに皆でランチする約束をして終了。いつか息子と夜の焼鳥とお酒も楽しんでみたいですねー。こんなお店が商業施設から離れたロードサイドにあるなんて流石は流山おおたかの森、いい街だと思います。

おしまい