【初体験】肛門へファイバー挿入、未知の領域へ

以前記事をアップしたが9/17~18のソロキャンプでケツから血がでたんですね。かかりつけ医で便潜血検査および大腸腫瘍マーカー検査を行い両方とも異常なしとの結果だったが血がでたのは厳然たる事実。なので「○○○肛門大腸クリニック」に紹介状を書いてもらい10/23に検査を申し込んだのだが、大腸ファイバー検査は混んでるらしく2ヶ月後の本日(12/23)やっと検査を受けることができた。近年、大腸がんが増えており知人も複数人罹患してるので検査はとても大事。胃カメラはおろかバリウムも飲んだことがない初心者の体験談だが、ケツにファイバー突っ込むかどうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

検査前日

朝食は消化のイイものを食べるよう指示されたので、パーソナルクッカー(小)で飯を炊き玉子かけご飯を食べる。ランチおよび晩飯は食べずにひたすら焼酎のお湯割りを飲み続け空腹を紛らす。PM9:00にマグコロール(下剤)一袋を150ccの水に溶かし飲む、個人差があるらしいが俺の場合は2時間後に作用し3回トイレで排泄。

検査当日

AM10:20から検査なので逆算しAM5:00からモビプレップ(腸管洗浄剤)を2リットルの水に溶かし、まず1リットルを1時間かけてゆっくり飲む。その後洗浄剤の半量(500ml)の水を飲み、2リットルの洗浄剤を全て飲み干すか、便に固形物が混じらず透明感のある液体になればOK。俺は1リットルの洗浄剤と水500mlを飲んだ段階で5回目の排便を行い透明感のある液体になったので検査準備は完了。

AM10:20に術式用パンツ(肛門部分が開放)に着替え横向け(後側位)にベッドに寝る。臀部に鎮静剤を注射され鎮静剤の効果が現れるまで15分ほど待機。いよいよ肛門にファイバーが挿入され未知の領域へ突入。ミリミリと肛門が外側から拡張されていく初めて味わう感覚に「はぅぅぅ」と声にならない声がでたが痛くはない、感覚的に異物の直径は4cmくらいか。入口(出口?)から3~4cmくらいまで先っぽのインサートが完了し、これから奥深くまで挿入されるのだろうと身構えるが、挿入はそこまで。「あ~ぁん、もっと奥まで入れてイイのに~」っと新たな地平の輪郭は垣間見えた。そこから内視鏡で結腸と大腸をくまなく検査、モニターに映った俺の大腸は鮮やかなオレンジ色で素人目にはとてもキレイ。医師は「4mmのポリープがあるので、このまま切除します」と告げワイヤーでポリープを千切りとると血が滲んでくるのが見える、内臓に痛覚はないので当然まったく痛くない。結果、5mm以下のポリープが4個みつかり全て切除。トータル15分ほどで検査および術式は終了し、栄養剤と止血剤の入った点滴を受け1時間ほどベッドに横たわる。医師からの説明によると切除したポリープは病理検査にまわすが全て4mm程度なので心配はない。ポリープを放置し大きくなれば何割かはガン化するので、この段階で切除でき結果としてファイバー検査を行ってよかったとの事。ただ、9/18の血便はポリープからではないので痔が原因と考えられるが、今回の検査で痔の症状は見られず自然治癒したのではないかとの所見であった。う~ん、痔を患った自覚はないのでいまひとつ腑に落ちないが、大腸がんステージxとかの重大な結果でなくヨカッタ。

まぁ~、こんな感じでが検査自体は痛くも痒くもなく、新たな地平に目覚めなければ今まで通りの生活にすぐ戻れます。費用は24,580円でした。

おしまい