Camerons スモーカーミニ

アウトドアって非日常を楽しむもの、なので料理を作る時も台所用包丁ではなく敢えてOPINELのフォールディングナイフ、しかも扱いにくいが切れ味抜群のカーボンスチールのブレードを使う訳ですよ。そんな酔狂な人間が次に手を出すのはダッチオーブンとスモーカーでしょうね。俺は両方とも興味はなかったのだが、先週の精進湖キャンプでSGT女史がチーズにソーセージ、ウズラ玉子の燻製を作ってくれたのだがアラとても美味しくて酒の肴にぴったり。そんな訳でスモーカーに興味を持ったのだが、ネットで購入できる一般的なスモーカーはタワー型で自動車でないとハンドリングできないですね。俺は基本、自転車に搭載可能か背負ったパックに全て収めたいのでタワー型は食指が動かない。更にリサーチを続けるとキャメロンズのスモーカーがコンパクトでイイ感じ、早速Amazonにオーダー。

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正式名称「Mini Stovetop Smoker 4,860円(税送料込)」Miniなのに箱は結構デカいです。やはり本国(米国)と日本のスケール感の違いがこんな処にも現れてます。だからアメ車は売れないんですよね。トランプはアメ車が売れないのは障壁があるからだと主張しているが、まずはスモーカーから見直すべきですね。

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本体は総ステンレス製でピッカピカ、テレビの映像が映りこんでますね。ハンドルの取り付け部分や、スライド式のフタの密閉具合など大陸製にしてはかなり良く出来てますね。熱で歪むことはあるだろうが、それ以外で壊れることはなさそうです。

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スライド式のフタを外すとこんな感じ。汁受け皿と食材を乗せるアミで構成されている。アミとフタのクリアランスはタマゴ1個分くらいでローストビーフなどの厚い塊肉は無理でしょうね。また、このスモーカーは熱源と食材の距離が近く空間が狭いため熱燻専用となる。燻製の種類は冷燻、温燻、熱燻があるが短時間でジューシーに仕上がる熱燻(その分保存性は皆無)がお手軽でイイですね。ただね、本体と汁受け皿の間にチップを置き燻す訳だが、皿は本体に直置きなのでクリアランスはほぼ無い。これでちゃんとチップが燻されスモークが発生するのか若干不安になる。まぁ~炎をあげて燃えたら困る訳で、このクリアランスの無さ(酸素の供給の少なさ)がイイ塩梅になるよう設計されているのだろう。

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メスティンと比較するとこのデカさ!でもね、このスモーカーの優れている点は受け皿とアミを除けば鍋およびフライパン、アミだけセットすれば蒸し器、受け皿とアミをセットしチップを入れなければオーブンとして機能するのだ。いゃ~素晴らしいですね。なので、まずは自宅のキッチンでピザを焼いてみようと思う。

おしまい