ブレードランナー 2049

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配給会社:ソニーピクチャーズ
公開年月:2017年10月27日
視聴方法:U-XEXTポイント無料(756円)

LA市警の新型レプリカントブレードランナー識別番号“KD6-3.7K”は、ある事件の捜査中に、人類に従順な新型レプリカント開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、女性レプリカント(レイチェル)と共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカードだった。いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―人間とレプリカント、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。

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1982年に公開されたハリソン・フォード主演「ブレードランナー」の30年後を描く正統なる続編。初代は安全装置として寿命が4年に設定されたレプリカント「ネクサス6型」と人間社会に紛れ込んだレプリカントを狩るブレードランナーの死闘を描いたカルトムービー。近未来といっても設定は2019年のロサンジェルス、俺が大学生の1982年当時、SF映画らしいcoolなサイバー感や無秩序にして無国籍な混沌とした猥雑さが、なんとも独特な世界観で熱狂的なファンがいましたね。俺もそこそこのファンだったのでU-NEXTで早速視聴してみた。

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新型レプリカントブレードランナー"KD6-3.7"は農園を経営するサッパー・モートンを旧型レプリカントで寿命が無いネクサス8型と確認し職務を執行。その際サッパーは「お前ら"新型"はクソな仕事に満足している」さらに「奇跡を見たことがないからだ」と吐き捨てる。その言葉が引っ掛かった"KD6-3.7"は探索を行い地中に埋められた骨格と毛髪を発見する。その骨格には出産の形跡があり分娩の最中に命を落としたと推測された。毛髪をDNA検査した結果、30年前にデッカードと共に失踪した旧型レプリカント(ネクサス6型)のレイチェルと判明。レプリカントが生殖した事実にロサンジェルス警察は衝撃を受け、秩序維持のため関係者全員の抹殺をブレードランナー"KD6-3.7"に命じたのであった.......。

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これはですね~、1982年の「ブレードランナー」の視聴は必須ですね。観ていないとまったく訳がわからないと思います。復習として数ヵ月前にオリジナルを視聴したばかりだったが、細部のディテールを理解するためには何回も巻き戻して見直し確認する必要があった。映画館で1回観ただけではモヤモヤが残るんではないでしょうか?また、あれだけ魅了されたCoolにしてサイバーな近未来感は初代オリジナルから36年経過して、さすがに現実世界も進化しているので驚きや感動はあまり無いですね。結局、面白かったかと問われれば、微妙と答えるしかない。まぁ~、でも1982年初代「ブレードランナー」を観た方は観といて損はないと思う。初代を観ていない方はスルーでイイんじゃないでしょうか。

おしまい