最近食べたゴボ天そば、味噌ラーメン、焼きそば

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南流山駅の「下町の王様 越後そば」がいつのまにか「そば処 味の里みのり」に変わっていた。「下町の王様 越後そば」は首都圏で展開している「越後そば」とは別物で絶滅危惧種のような立ち喰いそば屋であったが、ついに絶滅したようだ。俺は好きだったんだけどなーっとネガティブな気分で「そば処 味の里みのり」に入店。見ため綺麗になっているが店内のレイアウトやメニューはほぼ昔のままではないか。これは絶滅ではなく疑似変態かもしれない。確かめるべく豊富な天ぷらメニューから「ごぼう天そば 380円」をチョイス。天ぷらは店内で揚げているようだが揚げ置きでそばも茹で置きを温める訳で決して拘ってる立ちそばではない。ゴボ天はコリコリと太めのカットで歯ごたえと鼻に抜ける土臭い風味がGood!観てのとおりごぼうの間にほど良い隙間があり、空気の層があるためコロモがカリッとイイ感じに揚がっている。首都圏JRのチェーン店の天ぷらは型に嵌めてミッチリっと揚げるため空気感がなく、ねっとりと重い食感になってしまうが、ここのゴボ天はイケてる。麺はまぁ~普通。出し汁はカツオ節など節系の風味はなく香りもない、でも旨みとかえしの醤油の塩梅が絶妙で甘口ながら淡麗で美味しい。化学調味料特有のエグミや苦みは無く、出汁の正体はわからないが良くできた出汁ですね。出汁の風味が薄い分、ゴボ天や春菊天など野菜特有の味と香りが引き立つのかもしれない。期待を上まわる出来栄え。

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近所の駅前のあまり美味くない立ち喰いそば屋がラーメン「まめぞう」に代わっていた。「まめぞう」は埼玉県を中心に展開しているチェーン店だが、時間帯によっては行列ができるラーメン店。なので平日の午後4時くらいに初訪問、カウンターのみ10席程度の狭い店(立ちそばの跡地だから当たり前だが)先客4名、後客2名。開店セールで9月末まではトンコツ醤油の「まめぞうラーメン 680円」が500円らしいが、俺の判断基準である「味噌ラーメン 850円」をオーダー、10分ほどで着丼。トッピングは甘辛な挽肉にチャーシュー、味玉半分にもやしと青ネギ。まずはスープから、う~ん美味しいですね。臭みがないトンコツのまろやかでクリーミーな旨みと風味に香ばしい味噌の塩味とコクが加わり上出来の味噌スープ、さすがだと思います。麺は中太のモッチリとコシがある麺で茹で加減も申し分なし!でもね、スープが若干ぬるいんだよね。このぬるさが玉露はぬるいお湯的な意図したものか不明だが個人的には熱々を食べたい、ちょっと残念だが、総合的には大歓迎のラーメン屋ですね。

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俺のランチの定番である「沖縄きしみ~る」いつもは「ソーキそば」や「タコライス」などオーソドックスな沖縄料理を堪能していたが、チャレンジングなメニューに挑戦することに。「沖縄焼きそば ケチャップ味 味噌汁付き 700円」をオーダー、写真のクリアアサヒは持ち込みで店舗にアルコールは一切ありません。オープンエアーのベンチで勝手に持ち込んだアルコールを飲みながら料理を待てるのが沖縄ならではの「なんくるないさ~」的なおおらかさなのだろう。茹でたての沖縄そばを豚バラ、ランチョンミート、さつま揚げ、キャベツ、タマネギ、モヤシと共にジュージュー炒めケチャップをたっぷり投下、紅ショウガと青ネギをトッピングし完成、味噌汁はワカメと油揚げ。シコッと少しだけ芯が残ったソバに甘酸っぱいケチャップが絡み豊富な具材が味のバラエティーを醸し出しており、まぁ~期待どおりのテイスト。でもね見た目以上にボリュームがあり麺は2玉くらいあるようだ。これはオムライス同様ケチャップ味の宿命なのだが、どこを食べてもケチャップ味は途中で飽きる。お店にはぜひ味変用の粉チーズとタバスコを常備して欲しい。でも半年に1回食べたくなる後引く料理ですね、イイと思います。

おしまい