ちょっと見にくいけど用意した食材は、奥から「牛タン焼き肉用」「ハインツ デミグラスソース」「マルシンハンバーグ」「クレージーガーリック」コフランエッグホルダーに格納したタマゴ1個、「うるめ丸干し」「無洗米1合」
グラナイトギア エアセルブロックMにはクリアアサヒ3本をキッチリ格納。陽の当たる場所でも3時間程度なら飲み頃の温度をキープしてくれる。
いつものベンチに到着し、まずは無洗米1合をメスティンに入れコフランのフォールドアカップなみなみイッパイの水を流し込み、1時間ほど吸水させる。この1時間が貴重な宴会タイムになる訳ですね。
ミニ焚き火台を組み立て固形燃料に着火、思いのほか風が強いので「俺のポタリングコーヒーセット」から防風を取り出しセット。焼き網が熱くなった頃合いで「うるめ丸干し」をリリース。すると芳ばしいイイ香りが立ち昇ってくる、ウルメは頭部がちょっと焦げ本体はほんのり暖まった程度で噛り付く。ここでサプライズが!REIのデイパックの底から、いつ購入したかさえ不明なワンカップ高清水がサルベージされたのだ。この奇跡のマリアージュを神に感謝。
ワンカップ高清水で「うるめ丸干し」を食い尽くしたら次は肉。「牛タン焼き肉用」1枚を焼き網にのせる、まだ脂が馴染んでいなので予想通り肉がくっつく。箸で肉を慎重に網から剥がし裏返して脂を馴染ませる。イイ塩梅に火が入った頃合いでクレージーガーリックを振りかけ、口中へ。あっさり淡泊な肉質にガーリックの風味が加わり何枚でもイケますね。レモン果汁を忘れたことが悔やまれる。
牛タンとクリアアサヒを堪能しつつ給水が完了した無洗米をトランギアアルコールストーブにセット。セオリー通り火加減MAXで炊き始め、フタの上でハインツのデミグラスソースを温める。
炊飯が蒸らしの段階になったところで、ミニ焚き火台にフライパンをセットし「マルシンハンバーグ」をソテー。このハンバーグは油を引かなくてイイのでアウトドア向きGoodです、少量の食用油を持ち出すのは結構メンドクサイのだ。でもコンパクトながらアルコールと固形燃料のダブルストーブ。アウトドアではなんとも贅沢な装備だが、料理をちゃんとしようとするとダブルストーブは必須ですね。さらにガスを使っていない点が俺だけのコダワリ、ガスを否定している訳ではなく敢えて快適な環境を遠ざけ苦労してみるのが楽しいのだ。
ハンバーグがこんがり焼けたら、次は残った油でフライドエッグ。いつもの朝食ならリバースし黄身をカチカチに焼き上げるのだが、今回は黄身をレアの状態でフィニッシュ。
ご飯の上にハンバーグをセット。
温めたデミグラスソースをたっぷりとサーブ。
フライドエッグをトッピングしロコモコの完成!
クリアアサヒを飲みつつロコモコをいただく。デミグラスソースが染みたご飯を黄身が絡んだハンバーグと共に味わえば、江戸川の向こうにダイヤモンドヘッドが見えるようだ。ご飯も焦げなくまずまずな炊け具合、経験を積みいかなる状況でも美味しいご飯が炊けるようライフワークとして取り組む所存だ。
おしまい