メスティンでシウマイ朝定食

本日(9/5)はAM5:30に起床。メスティンに無洗米1合を投入し、分量の水道水を注ぎアサヒOFFを飲みながら1時間待つ。本日の朝食は先週の「メスティンでベランダ炊飯」で失敗した炊飯のリベンジと新機軸の料理法にチャレンジする。

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用意したメイン食材は楽陽食品のチルド「シウマイ」メガドンキ食品売場で12個入り91円(税抜)、素晴らしいコスパだ。まぁ~普通ならラップをかけレンジでチンだろうがあくまでアウトドア想定なので別の発想が必要。

1時間給水させた無洗米をガスコンロにセット。先週は野外のアルコールバーナー使用で焦げ付かせてしまい、いままでのレシピに自信が持てなくなってしまった。なので今回は敢えて室内のガスコンロを使用し風や温度などイレギュラーな要素を排除、正流の過程を再確認しメスティン炊飯のメソッドを再構築するのが目的なのだ。

最初の10分は中火(アルコールバーナーの強火に相当)、4分程で沸騰し水蒸気がフタから漏れてくるが、そのまま中火を維持。10分経過したところでフタを取り中を確認、水分がコメの表面を覆っている。まだだ、このタイミングではない。フタをして弱火で5分加熱、水蒸気の排出量が減ってきたので再度フタを取り中を確認。コメの表面から水分が消えている、いまだ、いましかない。

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できるだけ素早くシウマイ9個をコメの上に並べ、再びフタを閉じ弱火の加熱を再開。ここからはタイマーは視ず聴覚と嗅覚に全神経を集中させる。既に水蒸気の噴出は収まっており、つかの間の静寂にしだいに「ピキッ」とか「プチッ」とか弾ける音が聴こえてくる。同時にご飯が炊ける旨そうな匂いの中に焦げ臭さが混じっていないか嗅覚を研ぎ澄ます訳ですね。音のなる頻度が上がってきているが、まだ焦げ臭さはない己の感覚が命ずるタイミングで火から降ろす。そのまま蒸らしにかかり、シウマイにも確実に火がとおるように通常より長めの15分。

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「シウマイ朝定食」の完成。

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シウマイには丁寧にカラシをトッピングし、高菜の漬物にわさび漬けと梅干しのお気に入り3点セット。醤油を適宜たらしシウマイを口中に含めばホワっと優しい皮の舌触りにカラシの香味が鼻孔を抜けていく。噛みしめると豚肉のコクと脂の甘味が肉汁と共に口中に溢れだし、追加投入したご飯に絡みつきタンパク質と脂質と炭水化物の見事なコラボレーション。う~ん、シウマイは蒸したてが一番ですね。

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味噌汁は普通に鍋で作った油揚げとワカメに万能ネギをトッピング。sea to summitのデルタインサルマグに注げばアウトドア気分が盛り上がる。これはハニカム構造のデルタマグをポリウレタン素材でカバーした保温性抜群のマグ。いつまでも熱々の味噌汁やお湯割りが楽しめます。

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ご飯はふっくらと上手く炊けており焦げ付きは一切なし、大成功ですね。さらに炊飯と同時に蒸し料理も完成させると言う時間と燃料と水を節約する新機軸のメソッドも確立できた。非常に有意義で美味しい「シウマイ朝定食」であった。

おしまい