リオネルでポタリング 地元グルメツアーその3 リベンジ

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本日(11/2)後半は恒例の「地元グルメツアー」。地元で気になっているが入りづらい店に勇気をだして入店する企画だ。今回は私の中でも入りづらさ筆頭の「ラーメン酒場どさんこ村」、しかもこの店は過去2回入店を拒否されている(臨時休業でした)。なので「リオネルでポタリング 地元グルメツアーその3 リベンジ」なのだ。本日は営業中!営業中の看板や旗が無いと単なるほったて小屋にしか見えないので必死の「営業中」アピール。早速入店してみましょうドキドキ。

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PM1:00ごろ入店したが先客なし後客なし。店内は北海道オホーツク海に面した漁師小屋の雰囲気、山小屋っぽくもある。入ってすぐは非常に明るい4畳半くらいのスペースで6人掛けテーブルが1卓置かれており、その右側が調理場となっている。4畳半の向こうにはちょっと薄暗い奥の間があり焼酎の瓶が多数並べられている。「ラーメン酒場」の名前どおり酒場タイムにはこの奥の間がメインとなるのであろう。いずれにしても外観から想像できるとおり、かなり独特な雰囲気だが不思議と落ち着く。店主(40代男性)に店内撮影の許可を求めたところ快諾して頂けました。さすがに奥の間を撮影するのは気が引けたので、座った範囲を撮影。

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ラーメンの種類は思いのほか豊富で、それぞれに北海道の地名が冠されている。「稚内 醤油濃味」「札幌 みそ味」「室蘭 カレー味」といった塩梅。オプションのトッピングに「カニムキミ 200円」や「ボイルホタテ 100円」などがあるのが北海道ならではでしょうか。更に「ダシが旨い!関西うどん」もラインアップ、「九条ねぎ入り 誤表記ではありません」が笑える、「カスうどん 600円」が気になる。北海道といえば味噌ラーメンと決めていたのだが「札幌 みそ味」には「11/11より」とピンクのポストイットが貼られていた。くそ~味噌ラーメンの解禁日は11月11日だったかと歯噛みしたが、仕方がない、「稚内 醤油濃味2玉 800円」をオーダー。

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オーダーから10分後「稚内」が登場、見た目はかなり地味で茶色のスープに茶色の味玉、チャーシュー1枚とメンマ、白ネギのトッピング。スープの表面には溶解したラードがテラテラ輝いている。店内に「北海道ラード使用のため、よくほぐしてください」と但し書きがあるのでよくかき混ぜ、まずはスープをひとくち。熱い、とにかく熱い灼熱のスープだ、ラードの温度は100℃を超えているかもしんない。ふたくち目でやっとスープを味わう、節系の風味はまったく無くダシのメインは豚骨だと思われるが臭みは一切ない。っと言うか香りや風味が無いのだ。こう書くと不味いラーメンと思われるだろうが不味くない、旨いです。風味は無いが旨味は強い、不思議なラーメン。その旨味は苦味をともなう化学調味料のそれではなく、奥深い味わいだ。麺は中太のちぢれ麺でクニクニと噛みごたえがありスープによく絡んでこれもOK!今回2玉でオーダーしたが一般的なラーメン店の大盛りくらいです。このティストなら2玉楽勝でいけます。味玉はちょっと硬すぎ、黄身がトロリと流れ出せば更に味わいが増すことであろう。この店はアタリだと思う、次回は解禁された「札幌 みそ味」をぜひ試してみたい。
「ラーメン酒場どさんこ村」に向かう途中に「幸楽苑」の横を通ったら順番待ちの行列ができていた。メジャーなマスプロダクツは安価でお手軽なので否定はしないが、地元にある一見入りづらい店を大事にしていきたいと心に誓う私なのであった。

「ラーメン酒場どさんこ村」お奨めです。

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おしまい