結婚しようよ → サイバーパンク エッジランナーズ

先日、池袋で隊長と飲んだ時にお勧めの映画Blu-rayディスクを借りてきたんですね。俺はカラオケに逝くと必ず歌う楽曲が4曲ある、小林旭熱き心に」、Char「闘牛士」、ふきのとう「白い冬」そして吉田拓郎落陽」。隊長も吉田拓郎が大好きで映画の中で「落陽」が印象的に使われているのでお勧めらしい。

出典:https://eiga.com/movie/53313/

2008年に公開された「結婚しようよ」まじめで家族思いの父親は毎晩家族で食卓を囲むことに生きがいを感じ、家族が幸せな証であると信じてきた。偶然知り合った青年を食卓に招くと長女はその青年に恋心をいだき家を空けるようになり、次女はバンド活動に忙しく家族4人で食卓を囲むことが難しくなっていくのであった......。まぁハートウォーミングファミリードラマなんだがストーリーはどうでもよくて全編にわたり吉田拓郎の楽曲が流れており、ラストは2006年つま恋コンサート「落陽」の映像。これは映画の形式をまとった吉田拓郎のミュージックビデオですね。拓郎ファンならとても楽しめる。

「結婚しようよ」を観終わりYoutubeを観てたらお気に入りYoutuberがNETFLIXアニメ「Cyberpunk: Edgerunners」が面白いと言ってたので視聴してみることに。このアニメは2020年12月発売のPlayStationゲームソフト「Cyberpunk2077」が原作となってるらしく、俺もPlayStation Storeで予約したのだがリリース直後にPS4版のバグが多数報告され購入キャンセル返金となったいわくつきの作品。

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頭脳明晰で才能ある主人公は警察組織の事後処理班として働いていた母親が事故死したことにより、エリート養成学校「アカデミー」の学費を払えず退学を余儀なくされ家賃も払えない困窮事態に陥ってしまう。残された母親の荷物から人体改造パーツ(サイバーウェア)である軍用「サンデヴィスタン」を見つけた主人公は自らにインストール。母親は事後処理班として死体から回収したサイバーウェアを密売してたんですね。「サンデヴィスタン」は時間の流れを遅らせることができインストールした者だけが高速で移動できる改造パーツ。特殊能力を獲得した主人公はサイバーパンクとしてフィクサーからの違法な仕事を請け負うようになっていく。

まぁ~とにかくオープニングの主題歌がカッコいい、エッジの効いたソリッドな楽曲でまさにサイバーパンク。2004年にリリースされたフランツ・フェルディナンドの「This Fffire」という曲らしい。1980年代によく聴いていたウルトラボックス「New Europeans」にも似ていてなんか懐かしい。「ブレードランナー」が好きで「時計じかけのオレンジ」に影響を受け「未来世紀ブラジル」の世界観に魅了されたサイバー好きなら全10話をあっと言う間に観てしまう訳で。

出典:https://www.cyberpunk.net/ja/edgerunners

サイバーにエロとグロは欠かせませんから。進化系TENGA的グッズとバーチャルリアリティー(VR)を装着したサイバーS〇Xはとても気持ち良さそう。人体破壊のシーンでは生身と改造パーツがグチャグチャに混じりあい、まさにサイバーなグロさ。俺の推しのロリータだけど狂暴なレベッカも最終話でアダム・スマッシャーに人体破壊されてしまうし、切なさが漂うバッドエンドもサイバーならでは。

おしまい