【メスティン】自宅キャンプ飯 Season24

今年もY氏からいいちこ6本のお歳暮が届いた。Y氏は俺が会社員時代に業務委託契約した協力会社の方で、かれこれ20年くらい一緒に働いた間柄。当時はAS400で業務精算および業務分析系のシステムを稼働させており、各種業務データから仕訳トランザクションを作成し会計システムに連携。業務データはデータベース化されユーザが自由にQuerryを組み出力データをエクセルやWebツールで利用できるようにしてたんですね。上流の基幹システムや会計システムがリプレイスされると、その全てに対応する必要がありY氏と夜遅くまでプログラム作成を行いテストを繰り返す。Go Live当日は臨戦態勢を組み緊張で心臓バクバク、想定どおりの結果がでれば打ち上げで浴びる程酒を飲みそうでなければ徹夜でバグを潰す作業。まぁ~いま思い出してももうやりたくない仕事だがY氏にはいまもAS400の開発およびメンテナンスを担当してもらってる訳で、俺が早期退職してから既に3年経つが今だにお歳暮を送っていただけるのは感謝しかない。無職で年金未受給の俺にとっていいちこ6本は命の酒ですね、Y氏本当にありがとう。

チヌークのフライパンでタマゴとソーセージを焼いたら、千切りキャベツを盛り付けプレーンなフレンチドレッシングをかける。目玉焼きとソーセージにはブルドックソースをたっぷりと、メスティンで炊いた白飯には鈍器PBのなめ茸

土井善晴先生が「一汁一菜」でイイと言ってるので、今回のメスティン飯は「一汁一菜」で逝きます。「一汁」は具だくさんである必要があるので冷蔵庫にある味噌汁向けなものは全てアルミパーソナルクッカー(小)ぶち込む、今回はエノキタケ、油揚げ、わかめにネギ。「一菜」は漬物でイイらしいのでベルモントのチタンロッキーカップきゅうりのキューちゃんを。

冷蔵庫に鶏の手羽元の醤油煮が格納されている。まぁ~レンジで温めそのまま喰っても甘じょっぱくて飯のおかずとして十分だが、少しの間考える。メスティンに無洗米100gと水200ccを入れ30分吸水させる。その間にタマネギとニンジンをみじん切りにして吸水が完了した米に混ぜ込み、コンソメキューブ1個にS&B赤缶カレー粉とケチャップ適量で調味。手羽元の醤油煮を3本乗せ中火で沸騰させたら極弱火で9分炊き、火を止めたら素早くみじん切りのピーマンを入れ10分蒸らして炊き上がり。

鶏肉から骨を外し全体を混ぜ合わせたら「チキンカレーピラフ」の完成。スパイシーなご飯に甘辛い鶏肉の旨み、半生のピーマンのほろ苦さが我ながら上出来。

YoutubeでたけだBBQさんが桃屋の「きざみにんにく」を絶賛してたので鈍器で購入してみた。むきエビを油ときざみにんにくで炒め醤油少量で味付けした「ガーリックシュリンプ」を作るつもりだったが、鈍器の鮮魚売場にむきエビは置いてなくて仕方なく焼肉用豚バラを買ってきた。

豚バラを炒めこんがり焼き色がついたらきざみにんにくをドバっと投入し、料理酒で全体に絡める。醤油を鍋肌から垂らしちょっと焦がして白飯に盛り付けたら「豚バラにんにく焼き丼」のできあがり。う~ん、いつものチューブのニンニクと違い味に奥行きがありますね、きざみにんにく自体がとても美味しい調味料になってる。さらににんにくがサクサクと歯応えがあり、食感も楽しめる。コレはイイですねー。

きざみにんにくのポテンシャルは解ったのでシンプルにペペロンチーノで食べてみる。メスティンに水250~270ccと塩適量を入れ沸騰させたら5分茹でパスタ150g(大盛)をフタをして茹でる。時々ほぐしながらラスト1分はフタをとり水分をパスタに吸わせるようグルグルかき混ぜ、底に水分が若干残るくらいで茹で上がり。素早くオリーブオイルに鷹の爪、きざみにんにくをドバっと加え混ぜ合わせたら「ペペロンチーノ」の完成。食べてみて味が薄かったら醤油を少々垂らすつもりだったが、味はバッチシ決まってる。やはりきざみにんにくは調味料としてかなり優秀、とても美味しいです。

今日は聖夜なのでクリスマスっぽいモノを作りたいがメンドクサイ。なので赤と緑のクリスマスカラーお茶を濁すことにする。セブンの「金のハンバーグ」を湯煎で温め白飯にぶちまけたらブロッコリーとプチトマトを盛り付け「デミハンバーグご飯クリスマスVer.」の完成。このハンバーグは肉感がありナツメグの香りと風味が強くデミグラスソースもコクと苦みがあり、なかなか本格的な味わい。

おしまい