いまさらながらダイソー メスティン

先日、近所のダイソーでメスティンを発見。ダイソーメスティンは2020年7月ごろ発売され500円で買えるメスティンとして大人気になり品薄状態に。俺もメスティン使いとして興味はあったのだがトランギアのメスティンをレギュラー3個、ラージ2個持ってるし品薄商品をわざわざ探してまで購入する必要はなかったのでいつしか忘却の彼方に。それがたまたま入店したダイソーに在庫してたので税込550円で購入してみた。ダイソーメスティンの実力や如何に。

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トランギアメスティン(レギュラー)より2周り小さいですね。トランギアメスティンはMAX1.8合(270g)炊きだが、ダイソーメスティンはMAX1.0合(150g)炊き。トランギアメスティンは無垢のアルミ製なので、そのまま調理に使用すると調味料や食材のミネラル分で黒ずんだり茶色の色素が付着してしまう。それを防止するため米の研ぎ汁で20分ほど煮出しコーティングする必要がある。また、本体やフタのエッジにバリが残っているため紙ヤスリで滑らかにする作業も。この2つをトランギアメスティンを使用するための儀式と呼んでいる。その点、ダイソーメスティンはアルマイト加工されてるしバリも無いので儀式は不要。もっとも俺くらいになるとトランギアメスティンの儀式なんてメンドクサクてやらないけどね。シミが付こうがバリで唇を切ろうが、為すがまま。

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まずは基本の炊込みご飯。無洗米100g(0.67合)に水180ccをダイソーメスティンに入れ30分吸水させる。水をちょっと捨てて「いわし醤油煮缶」の缶汁と料理酒を加え混ぜ合わせ、いわしと梅干しを乗せたら中火にかけ沸騰させる。吹いてきたら極弱火にし8分炊き10分蒸らして、大葉をトッピングすれば「いわし醤油煮缶炊込みご飯」のできあがり。いわしと梅干しは合いますからね、梅干しの酸味のお蔭で均一な味の炊込みご飯を飽きずに食べススムことができる。まぁ~、普通に美味しく炊けたが米を150g(1合)にした場合はキャパがないので、今回のように大振りな具材はフタが閉まらなくなるかも。炊込みご飯やカレーをかけて食べる場合は100g(0.67合)位がちょうどイイと思われる。

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次はメスティン恒例の湯切り不要パスタ。水200ccと茹で塩適量を沸騰させたら5分茹でパスタ100gをパキリと半分におり投入、フタをして茹でる。1分に1回くっつかないように混ぜ、ラスト1分はパスタに茹で汁を吸わせるようにグルグルかき混ぜ、底に水分が若干残るくらいで茹で上がり。素早くHOTEI焼鳥缶(ゆず胡椒味がお薦め)、チューブのニンニク、オリーブオイル、鷹の爪を混ぜ合わせ、ドライパセリと糸唐辛子をトッピングしできあがり。まぁ~、水の分量さえ間違えなければ美味しいパスタは簡単に作れますね。

こんな感じでダイソーメスティンはなかなか使える奴だが、水450cc~500cc必要なインスタントラーメンはキャパ的に厳しいかも。インスタントラーメンが作れないのはクッカーとして致命的、トランギアメスティンを定価1,600円(税別)で買った方がトータル幸せかもね。

おしまい