メスティン のり弁

俺は飛行機が嫌いだ。どれだけ嫌いかといえば「ファーストクラス(往復)で行くザ ロイヤル ハワイアン スイートルーム5泊6日の旅」が当選しても辞退するレベル。最後に飛行機に乗ったのは30数年前のイギリスへの新婚旅行で、それ以来乗ってない。仕事で遠方に出張を命じられても新幹線が認められない場合は業務命令を拒否してきたサラリーマン人生。そんな訳で最初で最後の外国はイギリスなんですね、他の外国は知らないし知りたくもない。1980年代に結婚しカミさんと新婚旅行の行先を検討した際、とにかく一番飛行機に乗ってる時間が短いところで韓国を検討。しかし、当時の韓国は農協買春ツアーの行先であり、新婚旅行の行先ではなかった。次に近い外国としてイギリスを検討しイギリス領香港に決定した訳ですね。

そんな訳で唯一知ってる外国として香港には思い入れがあるのだが、キンペイの「国家安全法」により「一国二制度」は有名無実化し中国のローカルエリアになってしまう。いままでデモの鎮圧はジャッキー・チェンが所属していたことで有名な香港警察が行っていたが、今後は中国治安部隊や場合によっては人民解放軍が鎮圧に動くことになる。中国本土並みに監視カメラが設置され、ネット検閲により共産党批判をした者は拉致監禁されてしまうのでしょう。ニュージーランドを除いたファイブ・アイズは香港の自由を脅かすとして非難する共同声明を発表、トランプは独自の制裁に動いたが、日本は菅官房長官が記者会見で「深く憂慮」しただけ。あいかわらず情けない。

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本日(5/30)の自粛飯はメスティンで炊いた飯に昆布佃煮を散らし、焼き海苔でパックした「のり弁」。緊急事態宣言は解除されたのでコレが最後の自粛飯になるかもしれないが、自粛飯と非自粛飯の違いは俺の内心の問題なので敢えて詳らかにするつもりはない。

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ランチは自粛明け初ラーメン、ばんだいの「チャーシュー麺 920円(税別)」。オーソドックスな鶏ガラとカツオ出汁スープにギリっと辛めの醤油味、チャーシューは肉と甘い脂のバランスがよく、海苔・メンマ・ナルト・ネギとど真ん中のラインナップが素晴らしい。コショウがブラックなのが惜しい、ホワイトなら更によかった。

おしまい