HMNや登山部 2018徳澤キャンプ1日目

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8月26日(日)、地元をAM6:00に愛車エクストレイルで出発。首都高~中央道~長野自動車道を経て松本ICで高速をOUT、上高地方面へ県道をひた走り定宿にしているさわんど温泉「湯の花荘」にエクストレイルを預け、徒歩でさわんどバスセンターからアルピコ交通シャトルバスに約30分乗り、やっと上高地バスセンターに到着。PM0:10ごろ梓川沿いを河童橋に向けて歩き出す。

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PM0:25ごろ河童橋に到着、日曜日だけあってスゴイ観光客の数だ。まっまーとりあえずビールで乾杯しましょう。プレモルをプシっとな、普段アサヒOFFを飲み慣れているのでプレモルは味が濃すぎてあまり旨くない。リーズナブルな味覚になってしまった。

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小梨平キャンプ場から明神を経由し、目的地である「徳澤キャンプ場」に到着。河童橋から約6Km、2時間のコース。登山道ではなく平坦なハイキングコースなので本来問題ないはずなのだが、今回はテント泊なのでテントに調理道具、食材と一番大事な酒類を全てパッキングし担いでいるのでとにかくパックが重い。ずっしり肩に食い込みガラスの腰が悲鳴をあげる。う~ん、今後の登山計画に向け鍛え直さないといけない。

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氷壁の宿「徳澤園」の受付で持込みテント代、一張り700円(税込)を支払い、できるだけフラットで木陰の一等地に幕を張る。右から俺の愛幕MSR「ハバ」イエローフライのこのモデルが現役で使用できているのはメンテナンスのおかげ。中央がTKHS会長のTHE NORTH FACEストームブレーク1」今回が実戦初投入の幕でTKHS会長のお気に入りなのだ。左がMKT部長のMontBell「ムーンライト1型」フレーム構造など設計は古いが未だに現行モデルのベストセラーの幕。

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「徳澤園」でビールのロング缶を買い、初のテント泊キャンプに乾杯。100均のレジャーシートを広げ胡坐で座り込み、乾きもの系のつまみを盛大に並べ、敢えてオシャレを徹底的に排除した昭和の香り漂うテントサイトを演出。

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キャンプ場自体は非常に環境が良く美しい施設だと思う。車で大量の道具を持ち込むことができないので、コンパクトでシンプルなサイトの構築はキャンパーのセンスしだいですかね。俺ら以外はココや横尾をベースに穂高や槍を目指す訳で、みんな山岳テントで張り綱もしっかり貼ってる本格派ばかり。なんちゃっての我々はヘルメットを持つと本物っぽく見えるのでないかとなんちゃって談義に花を咲かせる。

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ビールで乾杯し、担いで持ち込んだスコッチ「ホワイトホース」とイモ焼酎「黒白波」を缶詰の焼鳥やさんま蒲焼をつまみに飲んでいると、太陽が山陰に沈んでいき飯の準備をするにはイイ頃合いに。今回は各自バーナーでそれぞれ料理する手筈。

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TKHS会長は米1合にコンソメスープとコンビーフをぶち込み、ステンレスのクッカーで炊いた「コンビーフピラフ風」炊き方は俺がレクチャーしたが、初めての炊飯にしては上出来です。塩気がちょうど良くコンビーフの脂で飯がパラリとほぐれ美味しいです。MKT部長の温めたレトルト「親子丼」をかけた贅沢バージョンもGood!

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若い頃は本物の山男であったMKT部長は西尾の「チキンライス」熱湯を注ぎ15分待てばほかほかのチキンライスが出来上がり。う~ん、さすが無駄を排した質実剛健な晩飯ですね。

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俺は米だけ持ってきてノープランだったのだが、つまみの缶詰の汁が余っており捨てるのも憚れるので水加減した無洗米に焼鳥と蒲焼の汁をブレンド。さらに乾きモノ代表としてサラミソーセージをトッピングしてみる。

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プリムスのバーナーで強火で沸騰させる。吹いてきたら弱火にし10分炊き、水蒸気が収まりパチパチ音がしてきたら火から降ろし10分蒸らしてできあがり。アウトドアでは風の影響があるので火は若干強めでヨシ。

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陸の旨み(焼鳥のタレ)と海の旨み(さんま蒲焼のタレ)が絶妙に混じり合い、サラミソーセージの脂っこさとスパイスの風味が効いた、「缶詰残り汁サラミ炊込みご飯」の完成。底には強めのオコゲがイイ感じ、芳ばしくて美味しいです。

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腹が満たされるころにはかなり暗くなってきた。各自ヘッドランプを装着し酒宴を続ける。午後7時頃にはすっかりできあがり、それぞれテントに籠ることに。事前のリサーチで徳澤の本日の天気予報は「晴れ」で最高気温30℃、最低気温24℃の予報だった。なので暑くて寝れない可能性を考えTKHS会長と俺はシュラフは持ってこなかったのだ。酒の酔いに身を任せテントで泥のように眠る我々が悲惨な夜を過ごすことになろうとは微塵も気が付いていなかったのである。

つづく