WALKING DEAD Season1~2

もうね、Amazonプライムビデオの「THE WALKING DEADシリーズ」にどっぷりハマっておりまして、Nexus5にダウンロードし朝の通勤電車で腹わたズルズル、脳みそドッパ~のゾンビドラマを朝から満喫しています。隣のOLさん風が画面をチラ見し顔を顰めるのが快感な今日この頃。とりあえずSeason1(全6話)とSeason2(全13話)を観終わったので感想(一部ネタバレあり)などを。

THE WALKING DEAD Season1
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保安官のリックは同僚で親友のシェーンと共に逃亡犯を追いかけていたが銃弾を受け倒れてしまう。病院のベッドで昏睡から目覚めたリックが目にしたものはウォーカー(ゾンビ)が徘徊する悪夢の世界であった。自宅に妻(ローリ)と息子(カール)の姿はなく途方に暮れる。愛する家族を探しに旅立つがアトランタ市街でウォーカーに囲まれ絶体絶命の危機を若い東洋人グレンに助けられる。グレンとその仲間のキャンプ地でローリとカールに再開し喜ぶリックだが、複雑な表情を浮かべるシェーンの姿があった。リックをリーダーとし生存者達はゾンビ化の治療薬を研究しているCDCセンターに向かうが、そこで観たものとは.............。

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ウォーカーに噛まれるとゾンビ化してしまうお約束どおりの設定。なぜこの病原菌が蔓延したのか、生き残った人類が何人くらいいるのかなど明らかにされないまま。まぁ~一番のポイントはリックが死んだと勘違いしたシェーンとローリがリックが倒れてから1週間くらいで男女の仲になってしまうところか。アメリカ人は切り替えが素早いんですね。仲間を次々に失いながらなんとかCDCセンターにたどり着いたが、生存者はセンター長のジェンナー博士一人だけであった。センターのエマージェンシー装置が起動し、リック達は脱出するが、その間際にジェンナー博士がリックに耳打ちをする。だが、その意味は明らかにされないままSeason1終了。

THE WALKING DEAD Season2
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高速道路を移動中、放置自動車に行くてを阻まれ立往生している最中にウォーカーの群れに遭遇。ソフィアが森に逃げ込み行方不明となってしまう。必死に行方を捜すリック達だったが息子のカールも鹿狩りのハンターの誤射を腹に受け瀕死の重傷をおってしまい、近隣の農場の獣医に助けを求め一命をとりとめる。その農場はハーシェルという主人の一家が暮らしており、水や食料に燃料も豊富であった。そこに仮住まいを許されたリック達は農場を起点にソフィアの捜索を行うがいっこうに行方はわからない。しかも、その農場には恐ろしい秘密があった..........。

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Season1はひたすらウォーカーから逃げる展開だったが、Season2は農場に腰を落ち着けソフィアを探すことがメインのストーリー。人間は極限状態から脱し安心すると精神に余裕ができるのか妬みや嫉み、猜疑心や不信感が芽生えてしまうものなのですね。ウォーカーを退治(殺す)する手段も荒っぽくなってきます。仲間を守るためには手段を選ばないシェーン、道徳と理性が今こそ必要と正論を唱えるデール、リーダーとして常にプレッシャーを感じ続けるリック、どっちの子かわかならい妊娠が発覚したローリなど利害関係と愛憎が交錯し人間関係グチャグチャ、アメリカ人ってとにかく理屈っぽい議論が好きなのですね。Season2は全13話と長いがほとんどソフィアの捜索と理屈っぽい議論に費やされる。ソフィアの行方は、農場の秘密とは?そして最終話でリックから衝撃の一言が「俺たちも全員感染している」と.........。

映画のゾンビはホラーとスプラッターがメインのパニックサスペンスだが、この「THE WALKING DEADシリーズ」は家族愛、人類愛、宗教観、道徳心、猜疑心と裏切りなど極限状態に置かれた人間が織りなす壮大なヒューマンドラマですね。現在AmazonプライムビデオにSeason5までアップロードされているので当分の間楽しめそうだ。

おしまい