I AM A HERO

配給会社:東宝
公開年月:2016年4月23日 *R15
視聴方法:U-NEXTからポイント(540円)でNexus5にダウンロード

世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ=スペインのシッチェス・カタロニア映画祭で、観客賞と最優秀特殊効果賞の2冠を受賞。
鈴木英雄は、モテない・サエない・うだつのあがらない漫画家アシスタント。謎のウィルスに感染しZQN化した恋人てっこに襲われながら、趣味で所持していた散弾銃を持ち出し、感染者であふれ返った首都圏から逃げ出す。偶然出会った女子高生・比呂美と行動をともにし、たどり着いたショッピングモールで看護師・藪の助けを得ながら死にもの狂いで絶望的な状況に立ち向かう。

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ゾンビ映画って結局は特殊メイクと特撮とCGが全てだと思う訳ですよ。アメリカの大ヒットドラマ「Walking Dead」のように1Season 16話でSeason7まで作成していればヒューマンストーリーをじっくり描くこともできるが、2時間ちょっとの映画となると死者なのに本能で行動するゾンビのリアルさ、噛まれて引き裂かれる筋肉の伸び具合、散弾銃で吹き飛ばされる頭部の飛び散り具合が評価を決定づける。実際、この映画も感染拡大の経緯や有村扮するJKの症状など一切説明はなくストーリーは無いに等しい。でも日本でこんなゾンビ映画が作れるんだと感動してしまった、観終わった余韻は「爽快感」ゾンビ好きなら絶対観るべき映画だと。

ゾンビもののバイブルである「Walking Dead」と比較し「I AM A HERO」が唯一上回っているのがゾキュンの運動能力。本家のゾンビはウォーカーと呼ばれるだけに歩くだけ。なので取り囲まれない限り逃げるのは比較的容易だが、本作のゾキュンは走るし、7メートルの高さも陸上の背面飛びで飛び越えてしまう。これは厄介ですね。

おしまい