山でのインスタントラーメンを考察する

前回の涸沢トレッキングでは初日の昼食は横尾山荘で名物のラーメンを食べる計画であったが、早く着きすぎてまだ営業しておらず結局昼食抜きで行動することになってしまった。今回の予定もほぼ前回と同様なのでラーメンを喰いっぱぐれる可能性が高い、なので各自インスタントラーメンを持参し横尾山荘で自炊する計画となった。山で食べるラーメンは最高ですよね、せっかくなので至高の一杯とすべくリサーチ開始。たかがインスタントラーメンだが山で食べる前提でコダワリの食材をチョイス。キーワードは「常温保存」である。

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マルタイ棒ラーメン「屋台とんこつ味」138円(税別)
アルピニストであればマルタイ棒ラーメン一択ですね。それなりに美味しいし2食分でも体積は通常の袋めん1/2程度なのでコンパクトなパッキングが可能。さらに調理後のゴミの量も少ないのでまさに山向きのインスタントラーメン。今回は屋台とんこつ味をチョイス、2人前を1食でたべる想定。

オキハム「炙り軟骨ソーキ」392円(税別)
ラーメンにチャーシューは必須ですよね。しかしスーパーで売られているチャーシューは「要冷蔵10℃以下」がほとんどで山行向きではないです。バックパックに詰め込み外気温30℃を超えるような環境でチャーシューを持ち歩いても、いざ食べる際に食中毒を心配するようでは本末転倒ですよね。なので常温保存可能でラーメンに合う肉をリサーチするが結構難しい。缶詰は空き缶の処理が難しいので却下、カルパスや魚肉ソーセージ系は悪くはないがラーメンとの相性で最後の選択としたい。過去のブログにヒントがないか遡ったところ「ソーキそば」がヒット。同じ麺類カテゴリだしとんこつとソーキそばはいずれも豚ダシのスープなので相性も申し分ないはず。近所のららぽーと沖縄宝島」でレトルトの「炙り軟骨ソーキ」を購入、当然常温保存可能。

ワイエムフーズ「おつまみにんにく醤油たまご」118円(税別)
ラーメンにゆで卵は必須ですよね。生卵をコフランのエッグホルダーに収納し現地でボイルすればイイ訳だが、クッカーが1個なのでラーメンを煮る前に卵を茹でる必要があり、時間と燃料(ガス)の浪費ですよね。ならば、ゆで卵を殻つきのままエッグホルダーに収納し現地に持ち込めばイイと考えたが意外なことにゆで卵は常温保存が難しいらしい。肉や魚は生より火を通したほうが日持ちするが卵は逆なんですね。卵の白身にはリゾチームと言う酵素が含まれており腐敗を防止しているが、ボイルするとリゾチームの効果が失われ急速に腐敗が進むそうだ。ネット情報では夏場であればゆで卵の常温保存は6時間が限度との事。さてどうしたものか思案していたところ近所のメガドンキのおつまみ売り場で「おつまみにんにく醤油たまご」を発見。これも当然常温保存可能。

セブン&アイオリジナル「味つけメンマ」 97円(税別)
ラーメンにメンマは必須ですよね。メンマは生ラーメンと一緒に冷蔵状態で販売されていることが多いが、ほとんどの製品は常温で保存が可能。パッケージの裏面を熟読し確認しました。

西野物産「フリーズドライわけぎ」95円(税別)
薬味としての役割は期待していないが雰囲気と彩りで採用、まぁ~安いし軽いしイイんじゃないですか。

FRUIT PLUS+「PEACH DRIED」 225円(税別)
ラーメンとは関係ないがデザートとして桃のドライフルーツ。従来であればマンゴーをチョイスしていたが、最近のMy Boomは桃

おしまい