話しは1週間前に遡る。
9月16日(月)敬老の日にNKO氏のお宅で飲み会を開催。つまみは各自持ちよった乾きものや缶詰、チーズだけだが、NKO氏自慢のマッキントッシュのアンプをメインとしたオーディオシステムから心地よくカーペンターズが流れ、サントリー角瓶の水割りがするする喉を通りすぎます。FJWR氏の面白ければ真実はどうでもよい話術に翻弄されTKHS氏と私はいつしかベロベロに。後半ほとんど記憶がありません。
その数日後、HMN会長から9月22日(日)のスケジュールの確認があったが、何のことか覚えていない。どうやら酔っ払いながら9月22日は柏の葉公園にポタリングと決めたらしい、急遽HMNやネットワークシステム(HNS)でメンバーの都合を確認したが、参加者はHMN会長、TKHS氏、NOK氏、私の4名でのポタリングとなった。ちなみにNKO氏は125ccのバイクでの参加であるが、これはNKO氏のみに認められた特権である。
つくばエクスプレス沿いに一般道を13Km走行しお昼ごろ柏の葉公園に到着。途中のセブンイレブンで調達した冷やし中華、ざるそば、助六とノンアルビールの昼食を公園内の東屋でいただく。すると園内放送が「本日、松柏亭では京都から直送したわらび餅を販売しております、ぜひご賞味ください」とインフォメーション。「松柏亭」は前回も抹茶と和菓子を頂いており、京都産わらび餅はぜひ喰っておくべきであろう。(実はまだ一度もわらび餅を食したことが無い)
わらび餅は1パック550円で本日はきな粉のみとの事(通常は黒蜜、抹茶もあるそうです)、4人で1パック注文したが思いのほかたっぷり入っており、1人あたり5切れほど食べることができた。生まれて初めてのわらび餅はきな粉の香ばしさや仄かな甘みについて語るより口中触感ですね。大人になると日常生活ではあまり接することがない触感の物体を口中に含み、更には歯で咀嚼し飲み込むという非日常を味わうのがわらび餅である。抹茶単品が180円なので、1人300円程で美味しい非日常を味わえるのだからお薦めです。
公園を出てバイクのNKO氏とはここで別れ、自転車チームは往路とは異なり東武野田線沿線を江戸川方面に向かう。東武野田線「初石駅」にさしかかったところでHMN会長が駅前広場側に進路変更。なにやら8月10日に日テレ「ぶらり途中下車の旅」で紹介されたラーメン屋が初石駅前にあることを思い出したらしい。
探すまでもなく「麺屋あじくま」を発見!TVショーでのお薦めはキノエネ醤油謹製の白醤油を使用した白ラーメン。具がネギのみの白生麺(480円)とチャーシューやメンマがトッピングされた白ラーメン(680円)があり、TKHS氏と私は白正麺、年金暮らしのHMN会長は白ラーメンと餃子を注文。
見た目は塩ラーメンのようだが、たしかに節系の醤油ラーメンである。非常にすっきりしたテイストで冷やし中華とわらび餅を食った後だが、すんなり完食。480円でこの味ならお薦めです。
「麺屋あじくま」を出て流山市内を走行中、こんどはTKHS氏が突然の進路変更。なにやら幕末に新撰組の近藤勇が身を隠し拘束された屋敷跡の看板を見つけたらしい。さっそく屋敷跡に自転車を止め案内板や土産物屋を物色していたら新撰組が現れました。2004年のNHK大河ドラマ「新撰組!」に感銘を受けそれ以来、祝祭日は新撰組の格好で観光客(1日あたり何人くるか疑問だが)相手に新撰組の魅力を語っているらしい。江戸後期以降の歴史が大好きなTKHS氏と意気投合し40分ほど、近藤勇と土方歳三について語り合っていました。
HMN会長と私は「ぼぉ~」としてることしかできなかった。
おしまい