アンコラ 龍Q館の地下神殿を見学に行く

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その地下神殿の噂は以前から聞いていた。埼玉県某所に地下神殿が秘密裏に建立され高さ18メートルにおよぶ巨大な柱で天井を支えており、地上はサッカーや野球を行うことができるグランドでカモフラージュされているらしい。さらに地上に建築された「龍Q館」と呼ばれる建物は、江戸川サイクリングロードの自転車乗りにとってはトイレ休憩ができ飲料水の自動販売機もある補給ポイントとしてお馴染みなのである。かように普段は地域住民や自転車乗りに巧みに擦り寄り、周囲に溶け込んでいるが一度この巨大地下神殿の機能が作動すると埼玉県民のみならず東京都民にも絶大な恩恵が与えられるとのことだ。本日(11月17日)は年に2日だけの貴重な特別見学会が開催されるとの情報をキャッチしHMNや自転車1部のTKHS副部長、YMST氏と私の3名で視察を行うことになった。「龍Q館」は関宿方面に向かう江戸川サイクリングロードのすぐ隣にあるので自転車が一番便利なのだ。見学会には駐車場が無いので公共交通機関を使うようにとのことだが、そもそも公共交通機関が無いと思われ、最寄り駅からチャーターバスが運行されるようだ。午前中は混むとの情報があったので途中で昼食を食べて午後から視察を行う予定。

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11:00に地元を出発し流山橋で江戸川CR右岸にIN、関宿(上流)方面に向かう。玉葉橋をパスし次の野田橋でCRをOUTし「ラーメン爺」に到着。YMST氏と私は「土日限定 煮干ラーメン 650円」、TKHS副部長は「しょうゆラーメン 600円+あじ玉 80円」をチョイス。煮干ラーメンは相変わらず煮干の味と風味が濃厚で舌が一瞬、酸っぱいと感じてしまう程だ。しょうゆラーメンは煮干の風味は若干抑え気味だが、かつお節のダシがガツンと効いておりこちらも濃厚な節系ラーメン、どっちも旨いです。おまけにベビーチーズをもらいました。

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サイクリングロードに復帰し1Km程走行したところで、まさかの通行止め!土手の傾斜を緩くして洪水に強い土手にするらしく来年の3月まで通行不可らしい。ついでにこの辺りのCRは路面状況があまり良くないので直しといてください。仕方がないので一般道を走行し「龍Q館」に到着。

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ちょっと絶望的な気分になる長蛇の列の最後尾に並ぶ。しかし割と回転は良いようで列はどんどん進んでいくようだ。結局40分ほどで地下神殿の入口に到着。

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迷宮の入口は思いの外こぢんまりしている。ここから100段の階段を降下し神殿の中枢に侵入するのだ、期待と不安でドキドキ。

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パルテノン神殿もかくやと思われる荘厳な雰囲気。集中豪雨時に水害を防ぐための貯水および排水施設なので湿気が高く臭気も覚悟していたのだが、そんなにジメジメとはしておらず匂いもほとんど無い。ここなら2泊3日のテント泊でも快適かもしれない。

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制限時間は設けられておらず、好きなだけウロウロできる。戦隊ヒーロー物番組のロケなども行われるそうだが、確かに非日常の光景だ。巨大構造物はその存在感だけでヒトを魅了するものなのですね。せっかく日本で唯一の巨大施設が地元埼玉に存在しているので来年はHMN会長他メンバー全員を引き連れてきたいものだ。

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15分ほどの滞在で100段の階段を昇り、地上に帰還。

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我々の帰還をフラダンサーが祝ってくれました。いゃ~面白かった。
この「首都圏外郭放水路」の特別見学会は江戸川サイクリングロードをホームとする自転車乗りの間では年に1度のお祭りみたいなもので、駐輪場にはGIANTやコルナゴピナレロなど数十台のロードバイクがありました。ちなみに、この巨大施設は平日に限り事前予約すれば1名でも見学が可能、でもね工場見学もそうだけどこういう施設は大人数で仲間とワイワイ言いながら見学するのが楽しいので、来年もぜひ来てみたいと思った。
江戸川CRの帰路は自転車1部の精鋭らしく27Km/hくらいで高速走行(?)往復46Km、明日は会社なのでこれくらいがちょうどイイですね。

おしまい