ESCAPE RX3 埼玉で竹岡式ラーメンを食す

竹岡式ラーメンとは勝浦タンタンメンと双璧をなす千葉県内房方面のご当地ラーメンで、詳細はこちら(nifty:デイリーポータルZ)を参照してください。いずれにしてもダシを摂らない、麺はインスタントの乾麺とかなりのインパクト系ラーメンであるようだ。勝浦タンタンメンは実食済みなので、竹岡式ラーメンも食べてみたいのだが内房の有名店「梅乃屋」は平日でも行列ができるらしく、なかなか敷居が高い。それがなんと!地元埼玉の吉川で竹岡式を供する店があるらしいとの情報が!早速Google先生に聞いたところ、過去に3度(1度目2度目3度目)訪れている「ラーメン爺」。でも爺のラーメンと言えば煮干しの風味が強烈な魚介系ラーメンのはず?これは調査に行かずばなるまい、ラーメンと餃子とキムチにうるさいHMN会長を誘って江戸川CRを野田に向かう。

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江戸川サイクリングロードは風も弱く超~気持ちイイ!サイクリングには一番良い季節ですね。HMN会長のCannondale BadBoyと私のGIANT Escape RX3は銀輪を晩秋の陽光に輝かせながら快調に野田橋に到着。

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濃厚煮干しラーメンからチャーシューのタレをお湯で割っただけラーメンと言う真逆の宗旨替えを敢行した割りに、外観は相変わらずシンプルで特に変化は無い。

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メニューをチェックすると、確かに「煮干しラーメン」は消えていた。代わりに「爺ラーメン 600円」注釈には「千葉県竹岡式風。魚介味ではありません。」と記載があった。「醤油ラーメン 580円」は従来どおりの節系の風味が効いた魚介系ラーメンのままらしい。我々は当然「爺ラーメン 600円」と「餃子 300円」をオーダー。

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スープはかなりブラック、トッピングはチャーシューとメンマにカイワレ、竹岡式独特に生タマネギのみじん切り。チャーシューは5mm程の厚さのモノが7枚も投入されており竹岡式はデフォルトでチャーシュー麺の様相を呈する。

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スープは見た目どおり醤油味がガツンと際立った動物系。煮干しはもちろんカツオやサバなど節系の風味は一切無い、昆布ダシも感じられない。旨味はあるがコクは無い醤油スープという感じ。変に鼻につく匂いや風味が無いので、ある意味とてもスッキリとしたスープでこれはアリですね。HMN会長の評価もGood。麺は噛み締めると小麦の風味がするので、さすがにインスタントの乾麺ではないようだ。特筆すべきは生タマネギ!シャキシャキと歯応えよく、ピリッとした辛味が味のアクセントにもなっている。これは有料(オプション)で良いので増量希望。

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サービスのご飯にラー油をまとわせた餃子をバウンドさせ口中に。まぁ~餃子はこれと言った特徴はないが普通に美味しいです。「ラーメン爺」進化しましたね、ポタリング圏内に本格的な竹岡式ラーメンが食べれる店があるのは本当にうれしい。いままでどおりの魚介風味の節系ラーメンが食べたければ「醤油ラーメン 580円」を選択すれば済む事だ。

おしまい