HGシリーズ スペクトルマン ノーマン

本日(1/31)、ららぽーとのフードコートでランチを食べ館内をブラブラしてたらガシャポン売場にエンカウント、こうなったら探索するしかないでしょう。特にコレが欲しいとかはないのだがガシャポンは時に琴線に触れるブツと遭遇することがあるからね。ブルーロックのカプセルフィギュアに心惹かれ、とりあえずキープ。ブルーロックはサッカーサバイバルバトルアクションアニメでいま現在のあらゆるTVコンテンツのなかで一番オモシロい、日本サッカー界はブルーロックによって「キャプテン翼」の呪縛から解放されるかも、蜂楽か千切が欲しい。最後に新商品を集めた一画を探索し、コレといったブツがなければブルーロックと心に決めていたが遭遇してしまった。

いいね~スペクトルマン、小学生のころスペクトルマンの筆箱使ってたし。ただ、3体の怪獣にはまったく見覚えがないのだが「ノーマン」の造形がビビっと琴線に触れてきた。「ゴキノザウルス」「モグネチュードン」はハズレ、「スペクトルマン」なら許容範囲。100円玉を5枚投入し祈りながらダイヤルを回す、ガシャとしてポンとでてきたのは本命「ノーマン」ゥォッシャー!!と快哉を叫ぶ。

紫タマネギのような頭部には唐草模様のような凹凸、なにか悲しげなマナコと裏腹の突き出たキバ。首から下は非常にシンプルなので頭部の異様さが際立ってますね~、なにやら左手にはロケットらしきものが握られてるし。う~ん、素晴らしい。

早速「ノーマン」をリサーチすると第49話「悲しき天才怪獣ノーマン」に登場。第48話がプロローグとなっており、IQ増進剤を開発した堂本博士は捨て犬(ボビー)に投与手術し因数分解が理解できる天才犬を生み出す。その記事を見た知的障害がある三吉青年は「俺も手術を受けて天才になる」と手術を受け天才科学者となる。ところが先に手術を受けたボビーは生肉しか食べなくなり狂暴化していき怪獣になってしまう。ボビーはスペクトルマンによって倒されるが三吉青年は「俺も怪獣になるかも」と恐怖に駆られ第48話は終了。

三吉青年は堂本博士を問い詰め、博士は宇宙猿人ゴリに洗脳されていたことを突き止めるが博士はゴリに殺されてしまう。自身の怪獣化を阻止しようと三吉青年は研究に打ち込むがとうとう生肉を食べ始め、人間を襲い脳髄をむさぼる怪人になってしまう。三吉青年は人間の自我がまだ残っているが、次第にノーマンに侵食され全人類を廃人化するゲラニウム爆弾を完成させてしまう。最終的に巨大化したノーマンはスペクトルマンに「人間の心が残ってる間に殺してくれ」と懇願しスペクトルマンの必殺技ネビュラスライスで切り裂かれる.......。

紫タマネギに唐草模様は発達しすぎた脳みそだったんですね、悲しげなマナコも納得できる。現在は多様性が尊重され公的支援や福祉も昔よりは充実してるが、1971年(昭和46年)にこのストーリーはかなり攻めてる、いや昔だからこそ許されたストーリーか?でも制度が整備されても人間の心はあまり変わってないのかも。

ゴローさんとウルトラ怪獣の仲間入り。
おしまい