年末年始9連休 6日目 元旦(2)

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おせちと雑煮を堪能した後は「ニューイヤー駅伝」を視聴したりネットブラウジングしたり、酒をチビチビ舐めながらまったりと過ごす。昼食はパスしチビチビとまったりを夕方まで継続する。夕食は早めにPM5:00から姉夫婦謹製のイタリアン。

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前菜は「ズッキーニとパプリカのラタトゥイユ」「柿の黒豆添え」「カプレーゼ」の3種をワンプレートで。ラタトゥイユは野菜の歯ざわりが良く、カプレーゼはモッツァレラのコクとフルーツトマトの甘味、フレッシュバジルの爽やかな香りを粗びきブラックペッパーとオリーブオイルがイイ塩梅に引き立て美味しい。

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メインは「戻りガツオのカルパッチョたたき仕立て」義兄が釣り上げ冷凍しておいた戻りガツオをガーリックとオリーブオイルでソテー。表面は香ばしく、中心はレアの状態に焼き上げる。たたき風に仕上げたカツオを7~8mmほどの厚さに切り分け皿に盛り、フレッシュオレンジとフレッシュレモンのジュースと果肉、オリーブオイル、ケッパー、フライドガーリック、塩コショウで味付けしたカルパッチョソースをたっぷりかける。最後に軽く炒った松の実をトッピングし完成。香ばしくソテーされたカツオがモチモチの噛みごたえ、フレッシュな柑橘の酸味とオリーブオイルのまろやかな風味にケッパーの塩加減と松の実のコクが混然一体となり、8畳の茶の間にシチリアの潮風が吹き渡るようだ。

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パスタは「ポモドーロ」シンプルなトマトソースにケッパーとブラックオリーブをアクセントに加え、アルデンテに茹でた細めのフェデリーニ(直径1.3ミリ)と絡めて完成。パルメザンチーズをたっぷりかけて頬張れば、トマトとケッパーの酸味にガーリックとブラックオリーブのビターな味わいがアダルトで旨い。細めのパスタであるフェデリーニをチョイスするのがコツのようだ。

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デザートは「手作りティラミス」恥ずかしながら人生54年目にして初めてのティラミス。エスプレッソを沁み込ませたフィンガービスケットと甘く濃厚なマスカロポーネチーズ、ビターなココアパウダー。う~ん美味しい!!エスプレッソからココアパウダーまで全ての構成要素がそれぞれ本来の味わいと個性を発揮しながら口中で完全調和を果たし風味絶佳に至るイタリア人の発想と創造性が生み出したスイーツですね。

いや~大晦日インドカレーから元旦のおせち~イタリアンと美味しい年末年始であった。来年も楽しみにしています。

おしまい