美味しい餃子を探しに その2

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餃子が大好物のHMN会長のためポタリングで行ける範囲で餃子の美味しい店を探すシリーズの第2弾。今回は「金町餃子」をリサーチする事に。事前情報では焼餃子より水餃子がお奨めらしいが、やはりパリッとした食感と焦げ味の奥から肉の旨味が漏れ出す焼餃子を試したいところだ。
本来であればリオネルかアンコラで江戸川CRを下り、寅さん記念館手前の新葛飾橋でCRをOUT。国道6号線を300メートル程走り、金町3丁目交差点を右折すれば目的地の金町駅前である。しかし本日(10/27)は北風が滅茶苦茶強く吹いている。江戸川CRの復路がモロ向かい風となるのでヘタレの私はポタリングを断念。電車でリサーチに向かう。

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JR金町駅の向かい側に立ち食い蕎麦の「そばっ子」がある。「そばっ子」のかき揚げそばは出汁と蕎麦、かき揚げのすべてが絶妙で特にそばの茹でたてとかき揚げの揚げたてに当たった場合、その旨さは座って食べる普通の蕎麦屋の天ぷら蕎麦(800円オーバー)に匹敵するほどである。これでかき揚げそばは300円だ。思わず「そばっ子」を熱く語ってしまったが、本日は餃子が目的なので横目に見ながらスルー。時刻はちょうど昼時の12:30なので店内はほぼ満員、皆んな旨そうにすすり込んでいます。「そばっ子」横の通りを奥へ進んだ左側にあるお世辞にも綺麗とは言い難いお店が目的地の「金町餃子」である。

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店の前に大きな赤い立て看板があるので、すぐにわかる店構え。では早速入店してみましょう。自動ドアのすぐ右側に食券販売機があり、販売機の奥に2人掛けテーブルが2卓、中央に4人掛けテーブルが1卓、自動ドアの左側は全てカウンターテーブルとなっており更に調理場の前もカウンターテーブルが設置されている。キャパシティーは結構あり、20人くらいは入れるようだ。食券を購入し左側のカウンターに着席すると中国人の店員さんがすぐに食券をピックアップにくる。本日のセレクトは「レモンサワー300円」「焼餃子290円」「中華そば380円」。ビールもあるが本日の気分は何故かレモンサワーであった。原因は不明。

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お通しのモヤシのおひたし?ちょっとピリ辛でシャキシャキと食感が良く美味しい。「レモンサワー300円」はまぁ~これといって特筆すべきものはないが、渇いた喉に心地よい。

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サワーが届いてから5分程で「焼餃子290円」が登場、食欲をそそる良い香りがします。その1で訪問した「餃子のはまなす」の餃子より一回り小さいが、それでも充分大ぶりな餃子だ。酢じょうゆとラー油を芳ばしく焼けた皮にたっぷり染み込ませ、まずは一口。前歯で噛み切ると肉汁が溢れ出し、タンパク質の旨味とキャベツの甘さが口中に放たれる。皮は厚めでモチッとした予想どおりの食感、モチッの部分と芳ばしく焼けたパリッの部分がちょうどよい比率で混在しており全体を酢じょうゆがまとめ上げ、ラー油が引き締める。餃子の判定にはあまり自信が無いがこれは旨いと感じる。この厚めのモチッとした皮は確かに水餃子で本領を発揮すると思われ、次回は水餃子を試してみたくなる。

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〆は「中華そば380円」。中国家庭料理店の「中華そば」なのでスープは肉系を想像していたのだが、一口スープを啜ると意外なことに節系であった。かつお節と煮干の両方が合わさったしっかりした味わいで「ラーメン爺」とよく似ている。このラーメンは節系が苦手なHMN会長は無理だろうが、私は大丈夫っと言うか好きだ。トッピングは大きめのチャーシュー1枚、メンマ少々と焼き海苔1枚、ネギと非常にオーソドックスだがこれで380円なら納得できる。質実剛健なラーメン、お奨めします。

HMN会長、リサーチの結果ですが充分実食に値する餃子であることが判明しました。餃子は単品で290円ですが、餃子5個にご飯と中華スープ、漬物がセットされた定食が450円、つけ麺380円と他のメニューも非常にリーズナブル。実行企画書はHNS(HMNやネットワークシステム)でお送りします。

おしまい