MisatoStyle2013ジャズとゼリーフライと生ホッピー

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地元のフェスティバルに向かうため、タンスから無造作にハンカチを取り出したらフィオルッチのハンカチだった。このガーゼ生地のハンカチは娘のものでもカミさんのものでもなく紛れもなく私のハンカチだ。50過ぎのオヤジがフィオルッチのガーゼハンカチをグラミチショーツの尻ポケットに忍ばせる。30数年前に購入しフルーツオブザルームのTシャツと共に愛用していたハンカチで大学生のころの甘くしょっぱい想い出がよみがえる。相変わらず二人の天使がキュートです。

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本日のフェスティバルは「MisatoStyle2013」。駅前の公園に特設ステージが設置されプロのジャズミュージシャンの生ライブを聴きながらビールを飲む天国のような催し。我々HMNやメンバー(HMN会長、TKHS氏、NRM氏、SZKの4名))もステージから離れているがPAが設置され音響がバッチリの場所を確保しLL.Beanのレジャーシートをひろげ、シアトルスポーツのソフトクーラーできっちり冷やしてきた発泡酒でまずは乾杯。くぅ~沁み渡ります、PAからはジャズ生ライブが響き渡り体が自然に後ノリでリズムを刻み始める。普段は高橋真梨子しか聴かないHMN会長もノリノリです。

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地元の飲食店や埼玉B級グルメの屋台が数多く出店しており、発泡酒を飲みながら旨そうなつまみを物色する。ひときわ長い行列ができているのが埼玉県行田市発祥のゼリーフライ。埼玉県民でありながら誰も食べたことがないので全員一致でおつまみに決定、しばし並んで4個ゲット。おからとマッシュポテトに少量の野菜を混ぜ衣をつけずに高温の油で表面をカリッときつね色に揚げ、販売する際にウスターソースにどっぷり浸しソースが滴る状態で供される。さっそく齧りつくと炭水化物が焦げた香ばしさとウスターソースのスパイシーさが混ざり合い、それなりのインパクトがあるファーストコンタクトだが、噛み切った断面は純白でおからの穀物風味がしっとりとしたクリーミーな味わいを醸し出し、発泡酒が止まりません。B級グルメとして全国区の知名度を誇るだけのことはある。一人3本用意した発泡酒がすぐに無くなった。

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そうなると気になるのが「うねめ」の生ホッピー。「うねめ」は昔からある地元の居酒屋、私は入店したことはないが地元で長く続いているのだからいい居酒屋と思われる。そんなお店の「生ホッピー」早速飲んでみましょう。通常ホッピーは瓶詰されており甲類焼酎を割って飲むのだが、瓶詰めされていない生ホッピーはタンクから直接サーバーで注がれるのだ。新鮮な生ホッピーはビールを凌駕するきめ細かな泡立ちを見せる。上唇で泡を持ち上げ、琥珀の液体を口中に含むとビールより炭酸の刺激は弱く一瞬もの足りなく感じるが、酒好きであるならば生ホッピーはまろやかさを味わうものなのだと気がつく。そこに開眼すると後は止まりません。1杯300円の生ホッピーを5杯飲んでヘロヘロに。

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生ホッピーでヘロヘロになってもジャズは続いています。特に気に入ったのが「HIBI☆Chazz-K」女性のサックスプレーヤーがエロカッコいい。エッジの効いたシャッキリした音が酔った脳みそに気持ちいい。






























しかし10年前は地元でこんな気のきいたフェスティバルが開催されようとは夢にも思わなかった。埼玉県の極東の地がここ数年で急激に発展し、大規模商業施設と高層マンションが出現し街の様相もさま変わりした。平均年齢で還暦を超えている我々HMNやメンバーだが、変化を受け入れポジティブに楽しむスタイルがいいんじゃないですか。このフェスティバルは年中行事として「HMNや文化遺産」に登録が決定。

おしまい