ヴェノム

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配給会社:ソニーピクチャーズ
公開年月:2018年11月2日
視聴方法:U-NEXT 540円(ポイントで無料)

敏腕記者エディ・ブロックは、人体実験で死者をだしているという「ライフ財団」の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく・・・・・・。

俺はあまりバットマンスパイダーマンなどアメコミ原作の映画は観ないのだが、ヴェノムの評判がまぁまぁイイので、U-NEXTアップと同時に視聴。ヴェノムとライフ財団工作部隊とのカーチェイスやシンビオートどうしの戦いは、実写とCGが融合した特撮は見事ではあるが特に新鮮さは感じない。現状の特撮映画は踊り場を迎えており一層のブレイクスルーがない限り、特撮を売りにするのは難しい。

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そうなるとドラマ部分の出来しだいとなるが、エディとヴェノムの融合が巧くいき協力体制を構築できたのは地球と彼の星でお互い落ちこぼれで劣等感の塊どうしだったからとのオチ。最後は力を合わせシンビオートの襲来を阻止する訳だが、ヴェノムが仲間を裏切る理由がイマイチわからないし、特に感動的でもないしカタルシスを感じる訳でもないエンディング。う~ん、個人的にはあまり面白い映画ではなかった。

おしまい