今年7月末でめでたく定年退職する富士山アウトドア主要メンバーのWKSG氏の送別キャンプを行うため、7月6日(土)愛車NISSANエクストレイルで東名高速御殿場インターを目指す。途中、鮎沢パーキングエリアで朝食代わりの醤油ラーメン(530円)を食す。高速道路のサービスエリアのラーメンはレベルが高いですね。オーソドックスなスープと麺だがバランスが良く、ゆで卵も塩味の半熟で黄身が流れ出るベストな状態。
御殿場市内は濃霧注意報発令中であった。最近の自転車生活で車の運転は4回/年程度に減っているのでめちゃくちゃ怖い。ひたすら前の自動車のテールランプを凝視しついて行く。なんとか10:30頃集合場所のマックスバリュ御殿場原里店に到着。集合時間の11:00にはNSD氏を除く7名が勢揃い。さっそく宴会食材を店内で購入。富士山キャンプの宴会は毎回、暖かい鍋とバーベキューに決まっているので食材調達はスムースに行くはずなのだが、BBQセットの肉と単体販売の肉のグラムあたり単価の比較や、ホッケの干物とししゃものどちらのコストパフォーマンスが良いか、味噌単体+顆粒ダシとダシ入り味噌の金額比較等、購入に際しITO隊長のチェックおよび許可が必要なので毎回が真剣勝負。
今回はBBQセットの肉とホッケの干物、味噌味のちゃんこ鍋用の食材をメインに購入。他に昼食の弁当と各自好みのビールと焼酎ペットボトル、ミネラルウォーター、翌朝のホットサンド(食パン、チーズ、ロースハム)材料とカップラーメンを購入
太郎坊(御殿場口5合目駐車場)に到着、霧は晴れたが曇天で富士山は雲に隠れている。まずは駐車場にレジャーシートを敷き、各自購入した弁当で昼食を摂る。私のチョイスはのり弁290円なり。白身さかなフライ、竹輪磯辺揚げ、ローストウインナーに卵焼き、コロッケにハンバーグ、きんぴらゴボウと大根の壺漬け、おかかに海苔。驚くべきコストパフォーマンス。安倍総理のデフレ誘導策は未だ御殿場市には浸透していないようだ。
昼食を食べ終わり、とりあえず登りますかと各自自慢のカメラを持ち大石茶屋を目指す。
約10分で大石茶屋に到着、この地点で標高1,600mほどのようだ。ちなみに私の服装はランズエンドのアロハシャツにグラミチのジャムショーツ、足元はクロックスのサンダル。万が一事故でも起こそうものなら富士登山を舐めた無鉄砲な初心者としてマスコミの格好の餌食となるであろう。相変わらず富士山は雲に隠れたままなので早々にベースキャンプに引き返す。
本日のベースキャンプは太郎坊の臨時駐車場として使用されることが多い火山灰の砂地に決定。アスファルトの駐車場は登山者の車で翌朝には埋め尽くされる可能性があるため人目につかない場所に部費で購入したキャプテンスタッグのメッシュテントを設営。写真のとおり空は今にも降りだしそうな濃いグレー、でもメッシュテントがあれば雨を防いでくれるので快適な宴会空間が出現する。
宴会テントを設営直後に雨が降りだした。我々の富士山キャンプは80%の確率で雨が降る、宴会テント導入前は大雨のなかビーチパラソルをメインとしブルーシートを立木や車のホイールに縛り付け、全員でブルーシートを押さえつつ酒を飲むという過酷な宴会を繰り返していた。なので今回は天国のように居心地が良い。
次回に続く
その2はこちら
その3はこちら