アンコラ クジラを食べに川口へ

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川口鯨食堂は荒川サイクリングロード至近のため自転車乗りのあいだでは有名なスポットで、クジラの竜田揚げ定食やさしみ定食が600円で食べられるらしい。我がHMNやポタリング同好会メンバーも1950年代生まれがほとんど、まさしくクジラゼネレーション。なので来週6月8日(土)のポタリング川口鯨食堂でゲイ肉を堪能することに決定している。本日はその下見を兼ねアンコラで川口に向け出発した。

往路は最近のブームに従い一般道路を利用、草加流山線(県道29号線)で八条橋を渡り東京外環自動車道をくぐり抜け県道34号を経由し、首都高速川口線の側道を通り鯨食堂に到着。自宅から約15Kmで思ったより近いが、県道29号および34号線は路肩および歩道が狭いわりに大型トラックが右肩30Cm位となりを猛スピードで通り過ぎる、自転車乗りには最悪の道路だ。この状況では自転車1部MKT部長は走行不能と思えるのでディスタンスは伸びても極力自動車の通らないルートを考える必要がある。

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11:05に入店、先客は既に5名。11:30には満席となった。この食堂は一般の飲食店と違いローカルルールが存在する。今回はそれを確認するための下見だが、なかなか有意義であった。敬愛するブログ読者のためにそのルールと対処法を記載しておく。

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入店したら左側に設置されている食券自動販売機で食券を購入する。自動販売機には手書きメニューが貼られており「クジラ竜田揚げ定食」「クジラカツ定食」など6種類ほどの定食が記載されているが、券売機のボタンは「定食600円」の1個のみ。よってこの段階ではどの定食にするか決めておく必要は無い。600円を投入し「定食600円」ボタンをクリックすると何故か「鰻重」の食券が発行される。ここで驚いてはいけない、この食堂のメニューに鰻重は存在しないので狼狽えず平静を保つことが肝要。
店内の混雑具合にもよるだろうが、ホール担当のおばちゃんから注文を聞きにいくから座って待つよう指示される。しかし、この間にも新規客がどんどん入店してくるので、おばちゃんが注文を聞きにこない時は注文をしていないことを最大限アピールする努力は必要。本日に関しては注文を聞いた客の前にタクアン2切れの小皿を置くことによっておばちゃん的に識別していた模様。私の本日のオーダーは「鯨ステーキ定食600円」と「クジラ刺身単品400円」。すべての定食のおかずは単品(400円)でオーダー可能。食券は必要なく注文時に現金で支払う方式。しか~し注文したからといって安心してはいけない。注文はおばちゃんが厨房に竜田揚げ4個、ステーキ3個、刺身5個とオーダーを入れるために必要なのであって、どの客が何を注文したかは重要ではない、てかっおばちゃんほとんど憶えていません。なので厨房から竜田揚げが4個あがってくると、おばちゃんは叫びます「竜田揚げのひと~」ここで躊躇しては負けです。すかさず挙手しなくてはなりません、あの人の方がオーダーが先だとか常識に縛られた態度をとる限りあなたは定食にありつくことはできません。挙手した客のだれに竜田揚げを渡すかはおばちゃんの自由裁量に任せられているので、とにかくアピールすることが重要。
このようにこの食堂は全面的にあなたのアピール力が試される食堂なのだ。おひとり様で店の端っこに座ろうものなら、むなしく午後3時の閉店をむかえてしまうであろう。来週のポタリングでは4名で店の中央テーブルを確保すべく努力する必要があるようだ。食後は食器をセルフサービスで厨房のカウンターまで返却するようだが、特に張り紙があるわけでもなく、皆んながそうしているから僕もやるみたいな感じ。

肝心の味ですが長くなりそうなので別の記事とする。

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復路は極力自動車の通らないルートを試すべく荒川に合流している芝川サイクリングロードを北上。芝川CRは小規模なCRなのでアンダーパスが無い箇所が多く、頻繁に信号待ちに捕まるが路面状態は良くのんびりした風情がなかなかGOOD。東京外環自動車道の手前でCRをOUTし外環道下の側道を三郷方面に向かう。

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東京外環道下の側道はこんな感じで交通量も少なくそこそこ走りやすい。右の写真は東北自動車道東京外環自動車道の合流地点。往路は15Kmほどだったが復路は23Kmと8Kmほどディスタンスが伸びてしまったが、安全にまったりとがポタリング同好会の方針なのでこっちのほうが良いであろう。

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本日のおつまみは「さば水煮月花のネギ、七味トッピング」と「高菜漬けの油いため」球磨焼酎「白岳」のお湯割りによく合います。

おしまい