アンコラ 北千住いなり寿司ツアー

昨日(5月11日)は第2土曜日なのでPM3:00から「HMNや」の定例会合が開催された。天気がよければ午前中に根津神社にサイクリングに行く予定だったのだが、雨模様のため中止となった。定例会合で会長HMN氏が最近開拓したいなり寿司屋が旨いと言うので、天気の良い本日(5月12日)いなり寿司ツアーを開催することになった。なぜいなり寿司かというと一昨年根津神社にサイクリングに行った際、有名な「根津とうふ屋 須田」のいなり寿司を購入し神社で味わったのだが、会長HMN氏は店名を忘れてしまい独自にネットで調べた結果、北千住に旨いいなり寿司を発見したと声高に主張するので実態を調査することになったのだ。

イメージ 1
イメージ 2









今回の調査ツアーに参加するのは会長兼自転車2部HMN氏、「HMNや」自転車1部副部長TKH氏、同じく自転車1部のYMS氏と私、自転車2部にして私の自転車の先生であるNKO氏は何故か110ccスクーターで参加。今回のナビゲーターは全てHMN氏が行うルール、HMN氏のナビゲーションには苦い思い出があり、さらに先週の利根運河では疲労のあまり少々錯乱していたが、今回は大丈夫なのだろうか?

イメージ 18
HMN氏のナビゲーションはサイクリングロードを一切使用せず、全て一般道路を使用するスタイル。HMN氏によるとCRは信号待ちがないので走り続けるため疲労が蓄積されるが、一般道は信号待ちとなるため適宜休憩がとれ疲れないらしい。確かに一般道にかかわらず25km/hでとばす場面も見られなんとも頼もしい。地元を出発し共和橋で中川を超え、あとはひたすら首都高速6号線の下の一般道を都内に向かう。環七を超え綾瀬駅をパスし、堀切橋を渡り荒川土手に沿い左折、そのまま直進したと思ったら突然、車1台通るのがやっとと思える細小路に侵入。大丈夫か、大丈夫なのかHMN氏?

イメージ 3
イメージ 4









なんとも年季の入ったこじんまりとしたお寿司屋さんに到着。「稲荷ずし 松むら千住支店」です。いなり寿司とかんぴょう巻き専門のようだ。全員の最初の感想は「よく見つけたな~」であったことは間違いない。会長HMN氏が事前に予約していたので、待たずに「いなり寿司とかんぴょう巻き」税込525円を受け取り早々に店を後にしたが、帰路に再び訪れることを誰が予想しただろうか?

イメージ 10















会長HMN氏おニューのサングラスを店頭に置き忘れてきました。

イメージ 11
イメージ 12
イメージ 13







サングラスは帰路に取りに行くことを店に電話で伝え、次の目的地スカイツリーに向かう。途中TKH氏が「見返りの柳」を発見し、皆しばし吉原遊廓に想いを馳せる。「見返りの柳」とは台東区教育委員会の説明によれば、「旧吉原遊廓の名所のひとつで、遊び帰りの客が、後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、この柳のあたりで遊廓を振り返ったということから"見返りの柳"の名がある」となっています。台東区の小中学生は遊廓を去る男の寂寥感を教え込まれているのだろうか?

イメージ 14
イメージ 15
イメージ 16







スカイツリーと黄金のビール泡を望める公園で「いなり寿司とかんぴょう巻き」をいただく。見た目も味も下町らしく濃い目の甘じょっぱい味で酢飯に人参やレンコンなどが混ぜ込まれており美味しい。以前いただいた須田豆腐店のいなり寿司は小ぶりで淡い味付けの上品なものだったが、その対極にあるいなり寿司だ。

イメージ 17
イメージ 5
イメージ 6







イメージ 7
イメージ 8
イメージ 9







食後に皆んなで記念撮影。スカイツリーはここまでとし浅草寺にお参りに行くことにした。仲見世通り~浅草寺は思ったほど混雑しておらず、YMS氏とNKO氏は頭部にたっぷり煙を浴びています。お参りの後はここでNKO氏と別れ自転車チーム3名は会長HMN氏のサングラスをピックアップするため再び「稲荷ずし 松むら」に向かう。HMN氏以外は家族へのお土産の「いなり寿司とかんぴょう巻き」税込525円を購入し帰路につく。
今回のツアーで会長HMN氏は水を得た魚のようだった。サイクリングロードと一般道でこれだけパフォーマンスが異なる自転車乗りも珍しいかもしれない。御年65歳にして秘められた潜在能力は計り知れないものがある。

おしまい